えりの気象日記

2019年08月19日 (月)

暑さ一段落 今週は"秋雨"の天気に

きょう19日の午後は局地的に雨雲が発達しました。和歌山市では1時間に57ミリの非常に激しい雨が降り、この地点での8月の観測史上最も多い時間雨量となりました。19日の夜は雨の降るところが多く、急に雨が強まることがありそうです。これからお帰りの方はご注意ください。

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先週は台風による大雨もありましたが、8月はこれまで、晴れの日が多くありました。ところが今週は天気の傾向が、がらりと変わります。ぐずつく日が多くなりそうです。

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雨の理由は、前線です。今週はしばらく前線が停滞する見込みです。暦の上では、もう秋。秋の初めのころの長雨を「秋雨」といいますが、今週は秋雨らしい天気が続く見込みです。

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雨の多い季節といえば、梅雨。春と夏の間に起こる現象です。ほかの季節の変わり目も、雨が多くなります。それぞれ、その時期に見られる植物の名前をつけて「○○梅雨」という呼び名があり、夏と秋の間のこの時期は「ススキ梅雨」と呼ばれます。近畿地方も9月になるとススキがいたるところで、見られるようになります。

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雨とともに暑さは一段落です。これまでは35度前後まで上がる日が続きました。今週は日々の最高気温が30度は超えますが、これまでのように極端に暑くはならない見込みです。いくぶん楽になりそうです。

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※予報は19日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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