2019年08月16日 (金)
17日、18日は晴れて厳しい暑さ続く
台風10号はあす17日には温帯低気圧へと変わり、北海道付近へと進む見込みです。近畿地方はあすからあさって18日にかけて、再び勢力を強める太平洋高気圧に覆われて、晴れ間が広がるでしょう。
変わって、週明けは太平洋高気圧と、大陸から進んでくる高気圧の間になり、相対的に気圧の低い場となります。19日月曜日は天気が崩れ、雨が降るでしょう。
台風10号は南から非常に暖かく湿った空気を運んできました。この暖かく湿った空気と、フェーン現象が加わって、きのう15日は日本海側で、気温が40度を超えたところがありました。近畿地方も影響を受けました。
ふだんだと、日中にその日の最高気温が、早朝に最低気温が観測されることが多いのですが、きのう豊岡では、最高気温が観測されたのが午前9時前、朝の時間帯でした。最低気温はともに夜遅くなってからでした。
豊岡ではきのうは気温が30度を下回らず。気温が下がったのは、台風の接近で雨が降った夜でした。
台風も過ぎ去って、この17日土曜日、18日日曜日は気温が上がります。35度を超えるところが多いでしょう。おでかけを予定されている皆さん、暑さ対策をしっかりとして、熱中症にご注意ください。
※予報は16日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)