えりの気象日記

2019年06月28日 (金)

30日から7月1日再び大雨 ことし初の熱帯夜?

この週末から週明けにかけて、気をつけてほしいことが3つあります。大雨、日中の暑さ、さらに夜の暑さです。原因は近畿地方に流れ込んでくる暖かく湿った空気です。

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暖かく湿った空気は、上空の南西の風によってもたらされます。暖かく湿った空気は雨雲のもとです。近畿地方では、あす29日の午前中からところどころで雨が降り、夜は広く雨となるでしょう。

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雨は、あさって30日は一日続く見込みです。雨足の強まることもあるでしょう。さらに7月1日の月曜日にかけて降るため、雨量が多くなるおそれがあります。きのう27日の大雨で、地面から雨が抜けきっていないところもあります。そこに再び大雨となることで、土砂災害につながる危険性もありますので、今後の情報には注意してください。

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各地の土日の最低気温です。最低気温が25度以上の日を熱帯夜といいますが、あすの和歌山の最低気温は25度で、ことし初めての熱帯夜となるかもしれません。そして、あすもあさっても、あまり気温が下がりません。寝苦しい夜になりそうです。夜間の熱中症にも注意してください。

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もちろん、日中も注意が必要です。こちらは、暑さの危険度を表した暑さ指数です。厳重警戒レベルのところがあります。これは、気温が上がるだけでなく、あす、あさってともに湿度も高いためです。湿度が高いと、体の熱が逃げにくいため、熱中症の危険度が増すんです。水分補給を忘れずにしてください。

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※予報は28日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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