えりの気象日記

2019年06月26日 (水)

台風発生か 27日午前中のうちに雨への備え!

きょう26日、近畿地方で梅雨入りの発表がありました。過去、最も遅い記録となりました。その梅雨入り早々、大雨のおそれです。沖縄付近に2つの熱帯低気圧がありますが、そのうち1つが27日朝までに台風へと発達する見込みです。

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台風の進路予想は気象庁で行っています。熱帯低気圧の状態では24時間先までの予想です。熱帯低気圧の最大風速がおよそ17メートル以上になると、台風へと呼び名が変わります。きょう午後3時現在の台風の最大風速は15メートルで、あす27日明け方午前3時もまだ15メートルの見込みです。その後、発達し、あす午後3時には18メートルになる見込みです。あす朝以降に台風が発生することになりそうです。ことしになって3つ目、令和になってからは初となります。

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朝から雨のところが多いですが、午前中のうちはまだ雨は降ったりやんだりとなりそうですので、買い物をしたり、溝の掃除をしたりするようにしてください。近畿地方の雨のピークは、あす夜になる見込みです。

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特に近畿南部では発達した雨雲がかかり、非常に激しい雨の降るおそれがあります。お帰りが夜になる方も、できるだけ早めのお帰りを心がけてください。雨は日付が変わったあと、あさって28日にかけて降り続く見込みです。

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あすからあさっては大雨のおそれ、その後も雨は続きます。29日土曜日以降も梅雨前線の影響を受けて、雨が降るでしょう。あすからあさっての大雨で災害がなかったとしても、それ以降の雨で発生するおそれもありますので、この先も気が抜けない日が続きそうです。

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※予報は26日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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