えりの気象日記

2019年06月20日 (木)

21日午後 激しい雷雨にご注意

あす21日、午後は気温が上がり大気の状態が不安定になりそうです。山沿いを中心に雨雲が発生、発達するところがあるでしょう。奈良や滋賀で激しい雨の降るおそれがあります。

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さらに雨雲は兵庫や京都にも、ざっと雨を降らせるでしょう。天気の急変にご注意ください。

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各地の発雷確率を示した地図です。あす夕方、雷が鳴るところがあるでしょう。雷雲が発生するところでは、竜巻などの激しい突風が吹くおそれがあります。黒っぽい色をした雲が近づいてきたら、頑丈な建物に避難するようにしてください。

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近畿地方の平年の梅雨入りは、6月7日ごろです。ことしは梅雨入りはまだですので、明日21日で、2週間ほど遅れていることになります。近畿地方では昭和38年は梅雨入りが特定されませんでしたが、それ以外で最も遅い梅雨入りは、昭和33年の6月25日です。

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梅雨前線の影響を受けて、22日土曜日から23日日曜日は広く雨が降る見込みです。このタイミングで梅雨入りの発表があるかもしれません。ただ、来週の前半に梅雨前線は南下し、25日火曜日は晴れるでしょう。その後、26日水曜日以降に、また前線は北上してくるため、今週土曜日に梅雨入りがなければ、次のタイミングは、来週27日木曜日ごろになりそうです。すると、過去最も遅い記録になります。

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※予報は20日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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