えりの気象日記

2019年05月30日 (木)

ぐずついた天気 ところによって雨

あす31日の各地の予報です。あすは雲が広がりやすくすっきりしない天気となりそうです。また、近畿地方に傘マークはついていませんが、ところによっては雨がぱらつくでしょう。洗濯物を干したとしても、干したまま、でかけるのは避けたほうがよさそうです。

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では、あすのように「すっきりしない天気」といった予想のときに雨への備えはどうすればいいのか。そんなときに注目してほしいのが降水確率です。降水確率は1ミリ以上の雨が降る確率で、1ミリというのは大きい傘が必要なくらいの強さの雨です。大阪は、あすは正午から午後6時までの確率が30%とやや高い確率です。これは、大阪府内で、正午から午後6時までに100回同じような気象条件になったときに、30回ほど、大きい傘が必要なくらいの雨が降るということです。こうした降水確率が雨への備えの参考になりますが、私のオススメは30%以上で折りたたみ傘、50%以上で大きい傘を準備することです。

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こちらは6月2日日曜日の予想天気図です。日本の南の海上に伸びる梅雨前線が北上してきそうです。近畿地方に近づいてくるでしょう。その後、停滞する見込みです。

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近畿南部では6月2日日曜日から4日火曜日にかけて曇りマークですが、今後、雨の予報に変わるかもしれません。また、来週6日木曜日は各地で雨の可能性があります。来週は、雨の季節が近いことを感じそうです。

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※予報は30日午後7時現在のものです

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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