2019年05月24日 (金)
記録的な暑さ 熱中症に十分注意
きょう24日は、近畿地方でも最高気温が30度以上の真夏日となったところがありました。真夏並みの暑さはこの週末も続く見込みです。さて、こちらは5月として観測史上最も高かった気温をあらわしています。京都は1891年の5月22日に観測された、34度9分、奈良は2004年5月30日に観測された、32度7分が最高です。この土日は過去を上回る暑さとなるところがありそうです。
この土日の各地の予想最高気温です。京都はともに34度くらいまで上がる見込みです。奈良は33度の予想で、過去最高を更新するかもしれません。彦根もあさって26日は32度、こちらも過去最高の31度6分を上回る可能性があります。
こちらは「暑さ指数」という、熱中症の危険度を表したものです。あさっては、オレンジ色の「厳重警戒」というところが多くなりそうです。暑さ指数は、環境省のホームページからも確認することができます。
豊岡では日中は暑いですが、朝晩は比較的涼しいでしょう。朝の予想最低気温は15度で、日中にかけてぐんと気温が上がります。予想最高気温は35度と、猛暑日になりそうです。夜に入ると、気温が徐々に下がって、涼しく感じそうです。
熱中症には十分注意してください。空気がからっとしている分、日陰に入るだけで、暑さをしのげそうです。外を歩く際はできるだけ日陰を選んでください。日傘も有効です。もちろん水分補給はお忘れなく。熱中症はその日の体調にも影響します。睡眠不足やご飯を食べないことにより、体調がすぐれないということがあるかもしれません。しっかりと寝ること、食べることを意識してくださいね。
※予報は24日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)