えりの気象日記

2019年05月22日 (水)

23日は近畿北部で真夏日に 急な雷雨のところも

こちらは、きょう22日、兵庫県立美術館に取材に行ったカメラマンが撮った写真。空に横に虹のようなものが伸びています。「環水平アーク」と呼ばれる現象です。虹は雨が降ったあと晴れると見られますが、「環水平アーク」は空高いところに薄く雲が広がったときに見られ、太陽の光が雲の粒によって屈折することによってできます。見られる時期や時間帯があり、4月から9月ごろの昼前後に見られます。薄く雲が広がっているときは、ちょっと空を気にしてみてくださいね。

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きょうは暑かったものの、30度を超えたところはありませんでした。あす23日は、京都と豊岡は31度、舞鶴は30度の予想です。水分補給は忘れずに、熱中症には注意してください。

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あすも朝から青空が広がり、日中は強い日ざしが照りつけるでしょう。午後になると曇りマークのところがあります。急に雨が降ってくることがあるかもしれません。

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上空の寒気が南下し、近畿地方にも流れ込んできます。日中気温が上がると、地上と上空の温度差が大きくなるため、大気の状態が不安定になりそうです。

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あすの午後6時と午後9時の発雷確率です。北部を中心に確率が高くなっています。黒っぽい雷雲が近づく兆しがあれば、頑丈な建物に避難するようにしてください。

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※予報は22日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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