えりの気象日記

2019年05月17日 (金)

土日はすっきりしない天気に

左は18日土曜日、右は19日日曜日の予想天気図です。オホーツク海にある高気圧はほとんど位置が変わりません。この高気圧の縁を回る風によって、湿った空気が流れ込むでしょう。このため、土日は雲が広がりやすく、すっきりしない天気になるでしょう。

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また、南東風が紀伊半島の南東側斜面に吹くことにより、雨雲が発生しそうです。近畿南部では、あさって19日にかけて雨の降るところがあるでしょう。

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きょう17日は豊岡で今年初めて30度を超えて、真夏日となりました。土日はきょうほどの暑さにはならない見込みです。各地の予想最高気温は25度くらいです。ただ、湿度が高めで、蒸し蒸しとしそうです。

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週明け20日月曜日から21日火曜日にかけて雨が降る見込みです。火曜日は気温はあまり上がらないでしょう。22日水曜日以降は晴れが続きそうです。それとともに、また暑くなり、大阪は23日木曜日、24日金曜日と、28度くらいまで上がりそうです。

eri2019051704.jpgきょう17日「ニュースほっと関西」で放送の企画「さかしたのええ夏さがした」は、旅するチョウといわれる、「アサギマダラ」についてでした。夏に向けて涼しい場所を求め北上し、冬が近づくと暖かい場所を求め南下します。その移動距離は2000キロ以上になることもあるそうです。この時期は、旅の途中で関西にも立ち寄ります。大好物の蜜を吸っていました。

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チョウでいられるのは120日間程度で、そのほとんどを旅していますが、詳しい生態はわかっていません。その生態を調べるため、マーキング調査が行われています。羽に、捕獲した人の名前や、日付・場所などを書き込み、マークが書かれたチョウが別の地域で捕獲されると、移動状況がわかるというわけです。私も2匹にマーキングさせてもらいました。どこまで飛んでいったか分かるといいな・・・。

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※予報は17日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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