えりの気象日記

2018年09月05日 (水)

週末は大雨に 6日のうちに修理や溝の掃除を

台風21号は、5日朝、温帯低気圧へと変わりました。きょう5日の近畿地方は、台風一過の晴れ間が広がりました。

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今回は高潮による大きな被害も出ました。台風の中心は気圧がかなり低く、その下の海面が持ち上げられます。それを吸い上げ効果といい、気圧が1ヘクトパスカル下がると、1センチ海面が上昇す るといわれています。例えば、1000ヘクトパスカルのところに960ヘクトパスカルの台風が近づいてくると、40センチも潮位が上がることになります。台風の接近と満潮の時間帯が近かったこと、そして、強い風による吹き寄せ効果もありました。

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台風が近づくとともに、近畿地方では急速に風が強まり、暴風が吹き荒れました。台風周辺では反時計回りの風が吹いています。

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台風が接近し、通過するとともに、大阪湾では風向きが海から吹くものに変わりました。その風によって、一段と潮位が高くなったんです。

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こちらは大川沿いで撮ったものです。大きな木が何本も倒れていて、暴風のすさまじさを目の当たりにしました。ご自宅の屋根が飛ばされたり、窓ガラスが壊れたりした方もいらっしゃると思います。その修理や、折れた木が詰まった溝の掃除などは、あす6日の日中のうちに行ってください。

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左からあす、あさって7日、8日土曜日の予想天気図です。あさってから土曜日にかけて前線が南下してきます。その前線の活動が活発になるため、土曜日から9日日曜日にかけて大雨となるおそれがあります。

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あすの午前中の天気の移り変わりです。各地晴れ間が広がるでしょう。日ざしがたっぷりと降り注ぎ、気温が上がります。

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各地の予想最高気温です。30度以上となり、厳しい暑さになりそうです。外での作業をされるときは、適宜休憩をとって、熱中症にならないようにお気をつけください。

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午後は次第に南部から天気が崩れそうです。夜は近畿南部だけでなく、京阪神など中部でも雨が降りそうです。お帰りが夜遅くになる方は、傘があったほうがよさそうです。

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雨は週明け10日月曜日にかけて長引きそうです。台風による被害を受けたばかりですが、次の大雨の備えをお願いします。これ以上、被害が大きくなりませんように。

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※予報は5日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
出身地:茨城県日立市
趣味:ヨガ、ランニング、バッティング

 


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