えりの気象日記

2018年09月03日 (月)

台風21号接近! 不要不急の外出を控えて

台風21号はあす4日の昼前から夕方にかけて近畿地方に最も近づく見込みです。先日の台風20号よりも強い勢力で接近または上陸するおそれがあります。そのため、20号のときよりも風の被害がでるおそれがあります。

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黄色は風や波の注意すべき時間帯、赤は警戒すべき時間帯です。昼前から近畿中部や南部では暴風が吹き荒れる見込みです。またあすの朝には高波に警戒が必要になり、南部では12メートル、中部では9メートルと猛烈なしけとなるでしょう。

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風は台風が近づくとともに急激に強まります。瞬間的には45メートルから60メートルの突風の吹くおそれがあります。60メートルの風が吹くと、多くの電柱が倒れ、長時間、停電することも考えられます。懐中電灯を用意し、携帯電話は充電しておくようにしてください。

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雨の予想です。朝のうちはまだ近畿地方には雨雲がかかっているところはほとんどなく、雨の降っていないところも多いでしょう。ただ、油断は禁物です。

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昼前後には台風の雨雲がかかりだし、各地で雨となる見込みです。雨は降り出すとともに急激に強まります。午後は1時間に80ミリの猛烈な雨の降るおそれがあります。

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あす夕方までに降る雨の量です。奈良南部、和歌山南部では400ミリと予想されています。そのほか各地大雨となりそうです。そして、この大雨は、半日ぐらいの短い時間で一気に降るおそれがあります。すると、急激に川が増水し、氾濫する危険性があります。地盤が緩んで、土砂災害を引き起こすおそれもあります。

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さらに記録的な高潮のおそれもあります。こちらは主な港の満潮時刻です。大阪では岸和田港で午後3時58分、大阪港で午後5時10分です。

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大阪で過去最高の潮位を観測したのは第二室戸台風のときで、293センチでした。紫色がそのときの台風の経路です。

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こちらが今回の台風21号の進路予想です。第二室戸台風と似ています。高潮が堤防を越えてくると、海水が断続的に流れ込むため、浸水の危険性があります。海の近くにお住まいのかたは高潮ににも厳重に警戒してください。

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※予報は3日午後7時現在のものです

 

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
出身地:茨城県日立市
趣味:ヨガ、ランニング、バッティング

 


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