2018年08月31日 (金)
9月1日にかけて激しい雷雨注意!
8月31日午後7時の時点では、活発な雨雲が京都府を中心にかかっています。福知山市では午後5時半までの1時間に32ミリ、京丹波町冨田では午後4時半ごろまでの1時間に40.5ミリの激しい雨が降りました。今夜このあとの近畿地方は非常に激しい雨の降るおそれがあります。
あす9月1日にかけて雨の範囲が広がります。近畿地方の各地で傘の出番となるでしょう。あすも激しい雷雨に注意が必要です。
雨は午前中で一旦やむところも多いですが、午後は再び降りだし、雨足の強まることもありそうです。念のためお出かけの際は、傘を持ち歩いたほうがよさそうです。
あすにかけての雨は前線の影響によるものです。前線はあさって2日にかけて停滞するため、あさっても近畿地方はぐずついた天気で、太平洋側を中心に雨が降りやすいでしょう。
猛烈な勢力へと発達した台風21号。台風の強さを示す表現は最大風速によって変わります。猛烈な台風は最大風速が54m以上で、最もランクが上です。
今後多少は勢力が衰えるものの、それでも日本の南へと進む際にも、非常に強い勢力を保っている見込みです。
来週は日本の南の海上を北上し、本州に接近または上陸するおそれがあります。先週も台風の被害が出たばかりです。近畿地方では来週4日火曜日から5日水曜日にかけて大雨となり、さらに風も強まって大荒れの天気となるおそれがあります。週末も情報に注意し、台風への備えを早めにするようにしてください。
※予報は31日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
出身地:茨城県日立市
趣味:ヨガ、ランニング、バッティング