2021年01月06日 (水)
京の楽園 里山の金メダル ~京都 京北~
「霊長類最強女子」こと吉田沙保里さんと、野獣の異名をもつ松本薫さん。
世界で戦ってきた2人が女子旅の地に選んだのが、うるわしの里山・京都京北。山に抱かれた癒やしの楽園です。里山にあふれる宝をめぐり、心と体をリフレッシュする旅。
旅人:松本薫さん & 吉田沙保里さん
旅した場所♪
①シカ肉・マコモダケ
旅のはじまりは、野生動物が住む豊かな山へ。猟師の大川口さんと出会い、仕掛けたオリに野生動物がかかっていないか確認するために、いざ山へ。そこで吉田さんの意外な一面を目にする事に…。そして、お鍋に欠かせない京北の恵み「マコモダケ」を畑に入り探す2人。魅力あふれる自然を満喫したあといただいた料理は、シカ肉とマコモダケの白ダシ鍋。山の命に感謝し、貴重な恵みあふれる誇りの里でした。
【番組で紹介した「マコモダケ」が購入できる場所】
道の駅 ウッディー京北
住所:京都市右京区京北周山町上寺田1-1
電話:075-852-1700
営業時間:9:00~18:00 定休日:年末年始
※時期によっては購入できない場合があります
②賀茂神社
続いてやってきたのは、森の奥にひそかに建つ賀茂神社。木立と一つになったかのような神秘的な空間。1,000年以上大切に守られてきた自然に包まれる京北の聖地です。
③納豆・聖護院ダイコン
京北は昔から納豆が盛んに作られてきました。納豆を包む稲わらを干していた比果さんに出会いました。米の収穫が終わってできたわらと、とれたばかりの大豆で、冬に作るという納豆。昔から手間をかけて作られてきた正月のごちそうです。比果さんに家庭で納豆を簡単に作る独自の製法を教えてもらいました。さらに、比果さんの畑でとれる自慢の野菜、聖護院ダイコンと九条ねぎでみそ汁を作る、松本薫さん。さすが二児の母。手際がいい! 納豆の味付けは塩のみで、一切タレはかけない。知恵と工夫をこらした金メダル級の味でした。
④地鶏
今なお、昔ながらの茅葺屋根の家に住む、河原林さんに出会いました。屋根をふき替えるためのわらを毎年200キロ乾燥させています。茅葺きの家ならではの冬の風物詩です。そして、おじゃました茅葺きの庭には地鶏が放し飼い。これも京北の昔ながらの習慣です。冬はあたたかく、夏に涼しい茅葺屋根にはいろりの煙が欠かせません。そのいろりで地鶏を焼いてくれました。京北の地では来客に鶏をさばき、ふるまいます。穏やかな幸せをくれる、素晴らしい暮らしでした。
⑤木の市場
続いてやってきたのは、京北中の木材が集まる市場。そこで2人が目にしたのは、樹齢700〜1000年という巨大な杉。あらためて自然の偉大さを感じる事ができました。
【番組で訪れた場所】
北桑木材センター
住所:京都市右京区京北下弓削町井下8
電話:075-854-0136
営業時間:8:15~17:15 定休日:日曜日
⑥木の工房(木の椅子・ヒノキの箸)
続いてやってきたのは、木の特性を生かして日用品を作る田路さん。自慢の椅子は、背もたれにはしなりに強い木、座る面にはやわらかい木と、適材適所で木を使い分けることで抜群の座り心地を生みます。2人もヒノキでお箸を作らせていただきました。暮らしに彩りを与えてくれる京北の木。木と触れる事で、少し優しくなれた気がしました。
【番組で訪れた場所】
山の家具工房
住所:京都市右京区京北塔町宮ノ前58
電話:075-853-7039
営業時間:10:00~18:00 定休日:月・火・水・日・祝日
※お箸づくりは要予約
⑦京こかぶ
暗いうちから畑で働く村山さんに出会いました。なんと、朝の4時から収穫するというブランド京野菜「京こかぶ」。最高の甘さを味わってもらうために、冬は凍りつく京北で暗いうちから手を動かします。生でもおいしい京こかぶを試食。水々しくて甘いこと!さらに、農家自慢の京こかぶ料理をごちそうになりました。ジャガイモの代わりに京こかぶが入ったクリームシチュー。そして、さっぱりヘルシーな京こかぶのカツ。どちらも、心と体が温まる極上の逸品でした。
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次回の放送もお楽しみに!