えぇトコ

2020年12月02日 (水)

味めぐり!なにわ商人の心意気 ~大阪市~

saizueetoko_201202_2S.jpg

今回の舞台は大阪市。江戸時代より水運によって経済が発展した「水の都」を水面ギリギリの目線で水上観光が楽しめる円形ボートで川めぐり!大阪生まれのにぎり寿司ならぬ「つかみ寿司」に絶品ワイン、変わらない味を受け継ぐアイスモナカなど、TKOの木本武宏さんと鈴木奈々さんが、知恵と工夫あふれるなにわ商人の心意気に触れる旅。

旅人:TKO木本武宏さん & 鈴木奈々さん

                                                                    

①観光ボート

saizueetoko_201202kankoubo-to.jpg

やってきたのは、京セラドームのすぐ目の前にある「ドーム前千代崎港」。パラソル付きの円形ボートで出発し「木津川」を渡って、「土佐堀川」、「東横堀川」、「道頓堀川」と、市内中心部をぐるりと囲む川をめぐります。晴れた日には、円形ボートに「こたつ」を乗せることもでき、寒い冬でも心置きなく楽しめます。

【番組で紹介した円形ボート】

日本シティサップ協会

住所:大阪市中央区北浜東1-2 川の駅はちけんや

電話:06-6125-0550

※予約・利用料金など詳しい内容は、日本シティサップ協会HPをご覧ください。

 

②つかみ寿司

saizueetoko_201202susi.jpg

にぎり寿司ならぬ「つかみ寿司」。大阪市中央卸売市場にある明治40年創業の寿司店4代目の遠藤さんが代々受け継ぐ寿司は、シャリを「ひとつかみ」するだけの独自の寿司。口に入れたときにほどけるやわらかさと、小ぶりなシャリが特徴です。さらに遠藤さんは、1皿に特選ネタが5種類乗った盛り合わせセットを考案。おかわりするごとにまた別のネタを出す商売手法で、次にどんなネタが出てくるのか?お客をワクワク楽しませ、注文数を稼ぎます。希少なインドマグロを使った大トロ、たっぷり乗ったウニなど市場で仕入れた新鮮なネタの数々をたっぷり堪能しました。

【番組で紹介した「つかみ寿司」についての問い合わせ先】

中央市場ゑんどう寿司

住所:大阪市福島区野田1‐1‐86

電話:06-6461-7773

営業時間:6:15~13:30  定休日:日曜・祝日

                                             

③水門

saizueetoko_201202mon.jpg

旅人2人は「東横堀川」にある水門を見学。20年前、「道頓堀川」と合わせて2カ所に設けられた水門は観光船が行き交う大阪の川を守る施設です。実は水門の外側の川は、潮の影響を受け、水位が上がったり下がったりを繰り返しています。そこで、観光船が水門の中に入ると、水量を増減しその先の川の水位と合わせます。こうして川の高低差を無くし、安全に川が渡れるようにしています。さらに水門の内側の川の水位は一定に保たれているため、水門の内側にある道頓堀川は潮の影響を受けず、川沿いの遊歩道が憩いの場として利用できるようになっています。大阪の川を守る水門の仕組みを学びました。

【番組で紹介した水門がある施設】

東横堀川水門

住所:大阪市中央区高麗橋1-2-5

電話:06-6203-9268

営業時間:9:00~22:00  定休日:不定休

 

④大阪産ワイン

saizueetoko_201202wain.jpg

川沿いを街中へ下った先で見つけたのは「ワイン工場」。醸造家の藤丸さんは、大阪市内でワイン作りに取り組んでいます。特徴は大阪生まれのワイン。ぶどうは大阪の柏原市で自家栽培。ぶどうをつぶすプレス機は大阪・八尾市の町工場に発注し、大阪市内の広くて頑丈な中古物件を工場にしました。こうして初期費用を抑えることに成功。さらに、建物2階の直営レストランでは、出来たてのワインを工場から樽(たる)に入れたまま直送したものを提供するため、瓶代やコルク代のコストもかからず、質の良いフレッシュなワインを安く楽しめるようになっています。なにわ商人の知恵と工夫が詰まった絶品ワインを堪能しました。

【番組で紹介した「ワイン」の店】

島之内フジマル醸造所

住所:大阪市中央区島之内1-1-14

電話:06-4704-6666

営業時間:12:00~23:00  定休日:火曜日・水曜日

                      

⑤アイスモナカ

saizueetoko_201202monaka.jpg

木本さんが奈々さんを連れて向かったのは、本町橋のたもとにあるレトロな雰囲気の喫茶店。名物は店頭で販売している手作りアイスモナカ。もち米でできたモナカの皮に、企業秘密だというさわやかな味わいのアイスクリンを挟み込んでいます。持ち帰り客も多く、その方法は昔ながらの新聞紙で包むスタイル。大正2年に店ができてから、同じ場所で同じ味にこだわっていて、今でも昔と変わらない味は、地元客から愛され続けます。なにわの人情味あふれる懐かしい味に、心も満たされます。

【番組で紹介した「アイスモナカ」の店】

本町ゼー六

住所:大阪市中央区本町1-3-22

電話:06-6261-2606

営業時間:平日9:00~18:00、第1・3土曜日9:00~15:00

定休日:日曜・祝日、第2・4・5土曜日

                                                                      

「えぇトコ」番組ホームページはこちら

次回の放送もお楽しみに!

えぇトコ

もっと見る