えぇトコ

2020年11月18日 (水)

急がば回れ!令和に光る湖都の宝 ~滋賀 大津市~

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今回の舞台は滋賀県大津市。秋のさわやかな光と風が優しく包んでくれる“母なる湖”びわ湖。

手技が光る伝統のセタシジミ漁。手が織りなす組紐、京を彩る帯締めに!!知っているようで知らない「湖都」大津。よゐこの濱口優さんと雛形あきこさんが、人々の手に触れ心にふれる、びわ湖の魅力再発見の旅。

旅人:濱口優さん & 雛形あきこさん

                                        

旅した場所♪

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①坂本菊

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やって来たのは比叡山の麓(ふもと)、坂本にある西教寺。1,400年の歴史を誇る西教寺は、明智光秀が眠る菩提寺でもあります。そんな西教寺では、この地でしか食べられないという「坂本菊」を堪能。「菊を食べないと秋を迎えられない」と言われるほど、坂本ではなじみ深い、秋を彩る味わいです。菊がある11月中の1か月だけしか味わえない、守り継がれるありがたき菊の料理に出会いました。

【番組で紹介した寺】

西教寺

住所:滋賀県大津市坂本5-13-1

電話:077-578-0013

拝観時間:9:00~16:30

※菊料理「菊御膳」2,750円(税込) 予約制で昼のみの提供になります(当日予約も可)
11月末までの提供予定(なくなり次第終了)

※別途拝観料がかかります。

 

②セタシジミ

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びわ湖に生息する固有種「セタシジミ」。漁師の吉田さんに漁へ連れて行ってもらい、伝統の手掻(か)き漁を教わりました。7メートルの長く重いさおを使う手掻き漁。これまで数々の漁に挑んで来た濱口さんも挑戦しました。漁から戻ると、妻のひろこさんがセタシジミ料理を振舞ってくれました。身が大きく、濃厚なうま味が出るというセタシジミ。すまし汁、ぬた、ごはんなど、どれも格別な味わいのセタシジミ料理をたっぷり堪能しました。

【番組で紹介した「セタシジミ」についての問い合わせ先】

瀬田町漁業協同組合

住所:滋賀県大津市瀬田1‐21‐19

電話:077-545-0055

                                             

③提灯(ちょうちん)

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江戸時代、京都・三条の1つ手前、東海道五十三次最後の宿場町として栄えた大津。多くの町が集まりにぎわったことから「大津百町」と呼ばれました。濱口さんが訪れたのは、職人文化が根付いている大津百町にある提灯(ちょうちん)屋さん。熟練の手仕事で一つ一つ絵や文字を描いていきます。濱口さんも提灯の手仕事を体験!骨の凹凸がある表面に字を書くのに悪戦苦闘!!提灯に魂を吹き込む、伝統の手仕事に出会いました。

【番組で紹介した「提灯(ちょうちん)の店】

柴山商店

住所:滋賀県大津市京町1-3-25

電話:077-522-2854

営業時間:9:00~18:00  定休日:不定休

 

④組紐(くみひも)

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雛形さんは、京への入り口、大津百町逢坂(※「逢」のしんにょうは点1つ)へ。伺ったのは、着物の帯締めなどに使われる組紐(くみひも)をつくる工房。内記台という道具を使い、40玉の絹糸を交差させて1本の組紐をつくります。糸の組み合わせ次第で、模様は無限につくれるのだとか。そんな組紐づくりを雛形さんも体験!手をかけるほどに美しくなる繊細な色合いの組紐、その正確無比な手技に魅了されました。

【番組で紹介した「組紐」の店】

藤三郎紐

住所:滋賀県大津市逢坂1-25-11

電話:077-522-4065

営業時間:9:30~17:00  定休日:日曜日・祝日

※一般の方に販売しておりません。※見学は可能(予約制)

 

⑤黒枝豆・納豆餅

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大津市北部、美しい棚田が広がる仰木(おおぎ)地区。野菜を育てるための土や水、気候が良いと言われる豊かな里です。そんな自然あふれる地で、黒枝豆の収穫をしていた西村さんと出会いました。「丹波篠山にも負けない」と胸を張るほどの黒枝豆は、大粒で甘く、濃厚な味わい。その他にも知恵と工夫がほどこされた郷土料理をいただきました。中でも、仰木で古くから食べられている「納豆餅」は、別格の美味さ。塩を混ぜた納豆を餅でくるんで、きな粉がまぶされています。餅ときな粉の風味、そして程よい塩味がたまりません。今でも昔と変わらぬ伝統の味は、まさに珠玉の逸品でした。

                                                                             

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次回の放送もお楽しみに!

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