えぇトコ

2020年10月14日 (水)

ああ日本海!宝をつなぐ親子旅 ~京都 京丹後市~

eetoko_201014_2S.jpg

今回は、豊かな海の幸の宝庫、京都・京丹後市を旅します。

藤岡弘、さんと娘の天翔愛さんが、大きな日本海の大きな愛、親子の絆を確かめる秋の旅です。

旅人:天翔愛さん & 藤岡弘、さん

                                        

旅した場所♪

eetoko_201014tizu.jpg                                                                   

①サゴシ・サトイモ

saizueetoko_201014minsyuku.jpg最初にやってきたのは、小天橋(しょうてんきょう)の漁港。そこで、新鮮な魚を仕入れる和田さんと出会いました。この時期一番おすすめの魚は、サワラの幼魚である「サゴシ」。身がしまっている上、脂の乗りがよく格別のおいしさだといいます。和田さんが営んでいる民宿でごちそうしていただきました。サゴシの刺身は、とても痛みやすいため、ここに来ないとなかなか食べられないという、とても貴重な食べ物。さらに、アオリイカのゲソとサトイモの煮物もいただきました。サトイモは、和田さんのご両親が育てたもの。さまざまな作物を丹精込めて育て、宿の料理に使っています。母が心を込めて作った野菜、その食べ方は娘が受け継いでいます。自然の恵みを余すことなく食べつくす暮らしを知りました。

【番組で紹介した民宿】

民宿わだ

住所:京丹後市久美浜町湊宮1843

電話:0772-83-0018

                                                           

②二十世紀梨

saizueetoko_201014nasi.jpg京丹後市・久美浜は、海の恵みが豊富にとれるだけでなく、実はフルーツも盛んにつくられています。梨農家の日下部()さん親子に、とれたての梨をいただきました。さらに、梨と牛乳をジューサーにかけた、“梨ミルク”も!「私の好みの味!!」と天翔さんは大喜び。父に憧れ、4年前に梨農家を継ぐことを決めた息子に対し、「新しいことに挑戦したほうが人生は面白い。」と父は言います。旬の梨には、父から息子への願いがぎっしりと詰まっていました。

【番組で紹介した「梨」直売所】

日下部農園

住所:京丹後市久美浜町鹿野1543番地

電話:0772-83-2180

営業時間:10:00~17:00

営業期間:7月末~12月末 (不定休)

※「二十世紀梨」は完売、現在は「新興梨」を販売しております。

                                     

③牧場

saizueetoko_201014huroma-zyu.jpg

続いてやってきたのは、田んぼの中にぽつんと建つ牧場。ここにいる40頭以上の牛は、全てジャージー牛。牧場主の平林さんが、我が子のように愛情をたっぷり注いで育てています。そんな牛から出た牛乳でつくる自慢の逸品が、妻の文子さんが作る「フロマージュ」。何度も試作を重ね、苦労の末に完成した、濃厚で舌触りが良いチーズです。両親の苦労をずっと見てきた息子の学さんは、働いてみて初めて両親のすごさがわかったと言います。京丹後の家族が生んだ愛の味に出会いました。

【番組で紹介した場所】

有限会社 丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら

住所:京丹後市久美浜町神崎411

電話:0772-83-1617

営業時間:10:00~17:00

定休日:木曜日
※祝日の場合は営業しております。
※夏休み(7月後半~8月)は木曜日も営業しております。

 

④ワタリガニ

saizueetoko_201014watarigani.jpg夜明け前の久美浜港で、ベテラン漁師の加治さんに出会いました。この時期狙うのは「ワタリガニ」。久美浜湾には、山からの豊かな栄養が注ぎ込むため、抜群においしくなるといいます。次々水揚げされる、ワタリガニに旅人2人とも大興奮!とれたてのワタリガニをごちそうになりました。ワタリガニの塩ゆでとみそ汁、漁師町でしか味わうことのできない贅沢な秋の味です。「この海があればずっと豊かに生きていける」と言う加治さん。娘に、孫に、大好きなワタリガニの味をつなぎ、残していきたいというベテラン漁師の思いにふれました。

 

⑤沖ギス

saizueetoko_201014okigisu.jpg続いてやってきたのは間人(たいざ)。下岡さん親子は、昔ながらの行商でお得意さんを回り、魚を売り歩いています。この時期一番おいしい魚は「沖ギス」。冬の松葉ガニ、秋の沖ギスと言われるほど自慢の魚です。焼きたてをごちそうになりました。しょうゆではなく、甘い酢につけることで味に深みが出るのだそう。去年の夏、父が急逝したため、母を助けるために共に行商を始めた娘。母娘がくれる旬の沖ギスは、愛情あふれる味でした。

【番組で紹介した場所】

丸友鮮魚

電話・FAX:0772-75-0255

 

 

「えぇトコ」番組ホームページはこちら

次回の放送もお楽しみに!

えぇトコ

もっと見る