えぇトコ

2020年09月23日 (水)

達人の森 しゃべって笑って幸せや! ~大阪 箕面市~

eetoko_200923_2S.jpg

今回は、緑豊かな自然と美しい町並みが広がる、大阪・箕面市を旅します。

旅人は、結成45周年を迎えたオール阪神・巨人さん。2人で旅をするのは実に20年ぶりだとか!

清らかな水が育んだ「行者そば」や、実をつけるまでに18年もの歳月がかかる「実生ゆず」など、箕面の知られざる宝に出会います!

旅人:オール阪神・巨人さん

                                        

旅した場所♪

eetoko_200923tizu.jpg               

                                  

①行者そば

saizueetoko_200923gyouzysoba.jpg箕面大滝を目指して滝道を歩いていると、そばをつくっている製麺所を見つけました。100年以上続くお店を切り盛りするのは、花畑さん。つくっているのは、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が山で修行する際にそばを非常食として重宝したことがきっかけでつくられたと伝わる「行者そば」。どうしても食べたいという旅人2人のために、滝道でカフェを営む浅井さんご夫婦が特別につくってくれました。本来行者そばは、行者の杖・錫杖(しゃくじょう)を表す「破竹」、頭襟(ときん)を表す「シイタケ」、白装束を表す「とろろ」などをのせて味わうのだそう。箕面大滝の清らかな水が練り込まれているという行者そば、素朴で温かみのある優しい味でした。さらに、箕面の豊かさを感じてほしいと、健やかな大地の恵みがふんだんに詰まった具だくさんのみそ汁を出してくださいました。ご夫婦の愛が詰まった豊かなごちそうに、旅人はお腹も心も満たされました。

1-A【番組で紹介した「行者そば」が購入できる場所】

花畑商店

住所:箕面市箕面2丁目1番5号

電話:072-721-3104

営業時間:9:00~18:00

定休日:水曜日・年始

1-B【番組で紹介した「みそ汁」が食べられる場所】

Cafe花こまち

住所:箕面市箕面1丁目4−6

電話:072-722-2801

営業時間:11:00~18:00

定休日:木曜日

                                                                        

②箕面焼

saizueetoko_200923minoyaki.jpg

箕面の山の美しい紅葉の風景を焼き物で表現した「箕面焼」。店を埋め尽くす一面の赤に旅人も驚き。100年の歴史を持つ箕面焼は、唯一無二の深い赤が特徴です。見事な赤に焼き上げるのは、陶工・松田さん。一つ一つ時間と手間をかけて丁寧につくられる箕面焼。他の陶器にはない、独特の味を醸し出します。鮮やかで生命力のある逸品に出会いました。

【番組で紹介した「箕面焼」が購入できる場所】

箕面焼窯元

住所:箕面市箕面1-4-5

電話:072-721-2650

営業時間:9:00~18:30

定休日:年中無休

   

③紅葉の天ぷら

saizueetoko_200923momizinotenpura.jpg

滝道に欠かせない名物が、本物のもみじの葉を揚げた「紅葉の天ぷら」。カリッと香ばしくてほんのり甘いお菓子です。これも、箕面の山で修行していた役行者が、紅葉の美しさを称え、自然の風味を生かした天ぷらをつくって修験道場を訪れる人々にふるまったのがはじまりだといわれています。20軒以上ある紅葉の天ぷら店の中でも最高齢の達人に、自慢の天ぷらを揚げてもらいました。93歳の稲角さんと78歳の妻。実家を継いで70年の稲角さんがここまでやって来られたのは、片時も離れず隣にいてくれた妻の支えがあったから。今日も二人一緒に自慢の天ぷらを揚げています。

【番組で紹介した「紅葉の天ぷら」を購入できる場所】

稲角静楓堂

住所:箕面市箕面1-6-10

電話:072-723-3857

営業時間:8:00~18:00

定休日:不定休

                                                                        

④箕面大滝

saizueetoko_200923minooootaki.jpg日本の滝百選にも選定されている落差33mの箕面大滝。流れ落ちる滝の姿が、農具の「箕」の表面に似ていることから、その名が付いたといわれています。水が一気に流れ落ちる様子は大迫力。日々の憂さを洗い流してくれる箕面大滝に癒やされました。

【番組で紹介した「箕面大滝」の場所】

住所:箕面市箕面公園

 

⑤温泉宿

saizueetoko_200923otowasansou.jpg

滝に癒やされた旅人が次にやってきたのは、大正時代の面影を残す温泉宿。自然に囲まれたくつろぎの空間が広がります。2人でこんなにゆっくり過ごすのは45年間で初めてだという阪神・巨人さん。旅に出ることもなく懸命に駆け抜けてきた2人。その長い年月をしみじみ噛みしめられる安らぎの宿で、癒やしの温泉と旬の食材にこだわったお料理で極上のもてなしを受けました。明日への活力になる、至福の時間を過ごしました。

【番組で紹介した「温泉宿」】

音羽山荘

住所:箕面市箕面公園1-3

電話:072-721-3005

定休日:火曜日

 

⑥実生ゆず

saizueetoko_200923yuzu.jpg

箕面北部の止々呂美(とどろみ)の里で生産されているゆず。この地区では、一般的な接ぎ木ではなく種から育てる「実生ゆず」を栽培しています。実生ゆずは、発芽してから実をつけるまでに18年もの歳月がかかるといわれており、時間と手間がかかる分、大粒で香りが高いのだとか。今回はそうめんの薬味としていただきました。爽やかな止々呂美の実生ゆず、見た目にも涼しげで清々しい香りを楽しみました。

 

⑦花オクラ

saizueetoko_200923hanaokura.jpg

見事な大きい黄色い花を咲かせる「花オクラ」。オクラに似た花をつけることから名がつきましたが、オクラとは全く別の作物で、花びらの部分が食用です。育てているのは、止々呂美の農家の北田さん夫婦。花オクラなど60種類以上の野菜を育てています。そんな野菜づくりの達人が、育てた花オクラをごちそうしてくださることに。さっとゆで、しゃぶしゃぶにしてポン酢につけていただきます。オクラと同じように粘りがあり、濃密な甘さが特徴。北田さん夫婦は、47年間いつも一緒に新しい野菜を育て、新しい料理に挑んできました。健やかに元気に暮らしていける秘けつは、「失敗を恐れず、貪欲になにごとにもチャレンジをすること」と笑顔を見せる夫婦に幸せを感じました。

 

 

「えぇトコ」番組ホームページはこちら

次回の放送もお楽しみに!

えぇトコ

もっと見る