2020年06月17日 (水)
一度は食べたい!ウマイ魚の港メシ
関西のいろいろな地をめぐり、そこでしか味わうことができない食べ物に出会ってきた「えぇトコ」。
今回はその中から、関西の漁港でめぐり合った一度は食べてみたい!めずらしい魚と、その独特の食べ方を再構成してご紹介します。
<旅人>渡辺正行さん&藤田朋子さん
①アコウ(兵庫・新温泉町)
兵庫・新温泉町の切り立った断崖の狭間に、ポツンとたたずむ集落、三尾(みお)。そこで、夏の高級魚「アコウ」を釣りに行くという漁師さんと出会いました。生きたエサしか食べないというアコウは、漁に出ても釣れないこともあるという難しい魚。そんな貴重なアコウを刺身でいただきました。さらに、アジフライも堪能。
三尾の方たちのやさしさが伝わってくる港メシをいただきました。
<旅人>金子貴俊さん
②カワハギ(京都・舞鶴)
京都・舞鶴の小橋(おばせ)という小さな里で出会ったのは、「カワハギ」専門の漁師さん。なんと多い日には、1000匹以上もカワハギをとるという名人です。
とったカワハギを、集落きっての料理名人である老漁師が、おいしく調理してくれました。すり鉢ですったカワハギの肝を刺身につけていただく、とっておきの港メシ。そして、身があふれるほど入ったカワハギ鍋までごちそうに。
おいしさにあふれる小橋の海を堪能しました。
◆2017年4月8日放送「海に!山に!春満開 ~兵庫・姫路~」より
<旅人>藤岡弘、さん&松居直美さん
③イカナゴ(兵庫・姫路)
春先の1か月ほどしか水揚げされない貴重な魚「イカナゴ」。そんなイカナゴでにぎわうのが兵庫・姫路の妻鹿(めが)漁港。そこでイカナゴの踊り食いをいただきました。普段は漁師しか食べられないという最高にぜいたくな港メシ。さらに、イカナゴは家庭で料理するのが姫路の習わしだと聞き、毎日10キロものイカナゴを料理するという女性に、イカナゴのくぎ煮を作っていただきました。
姫路の春の食卓に欠かせない伝統の港メシです。
【番組で紹介した「イカナゴ」を購入できる場所】
天晴(あっぱれ)水産 妻鹿漁港店
住所:〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町万代新開甲912-18
電話:079-247-1137
営業時間:8:30~17:00(日曜のみ 7:30~16:00)
定休日:水曜日
※イカナゴがご購入できるのは、3月初旬~4月初旬ごろの期間内となっております。
行き方:山陽電鉄本線 白浜の宮駅から徒歩約15分
◆2019年7月12日放送「熊野海道 神の海に幸が舞う! ~和歌山・三重~」より
<旅人>モト冬樹さん&コロッケさん
④マグロ(和歌山・那智勝浦)
生マグロの水揚げ日本一を誇る港が、和歌山・那智勝浦町の勝浦漁港です。市場には毎日たくさんのマグロが並びます。
その中でも夏のウマさが格別だというのが「キハダマグロ」。そんなキハダマグロを店先で解体するという、マグロ料理店の店主と出会いました。マグロを1匹まるごと仕入れるのは、尻尾から頭まで部位ごとに違うおいしさを味わい尽くしてほしいからだと言います。ネギトロ、カマの塩焼きにレアカツ、次々出てくるマグロ料理を堪能。中でも、背骨についた中落ちの部分は、格別の味わいでした。
【番組で紹介した料理屋】
桂城(かつらぎ)
住所:〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦398-11
電話:0735−52−1845
営業時間:11:30〜14:00 (13:30 L.O.)/ 17:00〜22:00 (21:30 L.O.)
定休日:毎週月曜日/第4日曜日(※翌日の月曜日は営業)
※新型コロナウイルスの影響により、多少営業時間が変動する可能性がございます。
◆2020年1月22日放送「奥びわ湖 絶景に美味あり! ~滋賀・長浜~」より
<旅人>羽野晶紀さん&西川貴教さん
⑤イサザ(滋賀・長浜)
滋賀・長浜市、びわ湖の奥の奥にある菅浦の集落。陸の孤島と言われる菅浦には、今でも独自の文化や伝統が受け継がれています。
そんな菅浦で出会った漁師さんは、びわ湖の固有種である「イサザ」を水揚げしているところでした。旬のイサザを、地元の皆さんが郷土料理にしてふるまってくださることに。イサザを生きたまま、豆腐とネギと共に煮込んだ「どんどこ汁」です。菅浦自慢の味にはしが止まりません。
奥びわ湖ならではの港メシをいただきました。
【番組で紹介した「菅浦集落」までの交通機関】
奥びわ湖パークウェイをご利用の場合
開通期間:3月中旬~12月初旬(予定)
※上記以外の期間は、県道513号線をご利用ください。
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次回の放送もお楽しみに!!