えぇトコ

2018年11月16日 (金)

愛を再発見!幸いっぱい夫婦旅 ~奈良・奥大和~

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奈良県の東部に位置する奥大和。草木が萌え、秋が深まる里。しかし深まるのは秋だけでなく、この地で暮らすご夫婦の愛も!今回は様々な“愛”が作り上げる秋の宝物を求めて旅します。太川さん藤吉さん夫婦のほっこりあったかい愛発見の旅がはじまります!

旅人:太川陽介さん & 藤吉久美子さん

                                          

旅した場所♪

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 ①すこもち

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曽爾村で大切に守られてきた門僕神社。ここに立つイチョウの木は、秋になるとぎんなんをたくさん実らせます。

そんなぎんなんを使ってこの時期にピッタリのぎんなん最中を作っているご夫婦がいました。村一番のマドンナだった奥さんに一目ぼれだったというご主人。仲のいい2人が作り上げるお菓子はどれも絶品!中でも曽爾村とっておきのお餅が「すこもち」という名物餅。村の豊作を願って、毎年秋に作られる「すこ」というお供えにあやかって「すこもち」という名前になったのだそう。笑顔が絶えない夫婦が作り出す奥大和自慢のお餅です。

【番組で紹介した「すこもち」を購入できるお店】

辻商店

住所:〒633-1212 奈良県宇陀郡曽爾村今井506‐1

電話:0745-94-2526

営業時間:8:30~17:00 定休日:基本年中無休

※「ぎんなん最中」も購入できます。

                             

                               

②めだか街道

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曽爾村の山粕という集落では「めだか街道」という何やら面白そうな名所があります。その名の通り、各家の前にめだかが入った水槽があちこちに見受けられます。元々、1軒の家が飼っていたのがきっかけとなり、地域の振興を目指し村のみんなが飼い始めたと言います。今では曽爾きっての人気スポット、山粕の宝物となっています。

【番組で紹介した「めだか」を購入できるお店】

めだか街道

住所:〒633-1216 奈良県宇陀郡曽爾村山粕280-2

電話:0745-96-2140

営業時間:10;00~17:00 定休日:毎週月曜日

                                                        

③カヤの実

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続いてやってきたのは小長尾の里。そこで木の実拾いをしているお母さんと出会いました。拾っていたのは「カヤの実」。この時期になると小長尾の地でたくさん実るのだそう。灰でアクをとり、炒ったカヤの実を食べさせてくれました!炒ることで風味が強くなり、やみつきになるほどの美味。

さらに、秋になると曽爾で自生するコウタケというキノコと、栗を一緒に炊き上げたコウタケごはんもいただくことに。コウタケごはんは、ご主人の大好物なんだとか!小長尾の地が大好きなお母さんは、この家に来てくれたご主人に感謝していると言います。豊かな実りをくれる故郷、ご主人に感謝。お母さんにとって故郷とご主人はかけがえのない宝物です。    

                                                                   

④雑巾ダッシュ

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御杖村では秋になると賑わいをみせる催し物があります。その名も「雑巾ダッシュ」です!廃校になった小学校の木造校舎を使って、101メートルもある長い廊下を雑巾がけをしながら走り抜けタイムを競います。

旅人も雑巾ダッシュに飛び入り参加することに!ですが半分の50メートルでリタイア!御杖村の人たちがあたたかく励ましてくれました!ずっと愛されてきた小学校の校舎は廃校になった今でも、村の人たちのおかげでピカピカに輝いています。

 

 

⑤日野菜漬

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伊勢街道の宿場町として栄えた神末という御杖村の集落。そこで出会ったお父さんが案内してくれたのは漬物小屋。漬物をこしらえる奥さんが迎えてくえました。御杖村きって味を誇る漬物屋さんのご夫婦、漬物に使う野菜はすべてお父さんが育て、味付けは奥さんが担当しているそう。夫婦のこだわりぬいた漬物をごちそうしてくれました!オススメの漬物は日野菜漬。色鮮やかなピンクとシャキッ!とした歯ごたえが食欲をそそります。

そんなご夫婦の出会いは40年前、一目ぼれしたお父さんの猛アタックで一緒になったという奥さん。自分の作った野菜で最高の漬物を作りたい!というお父さんの夢を叶えるため、何も言わず寄り添ってきました。互いをいたわり感謝する気持ちが育む漬物は、どこにも負けない愛が詰まっています。

 

⑥黒枝豆

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宇陀の里で畑仕事をするご夫婦。旬の黒枝豆を一緒に収穫させてもらいました。実が大きくて美味しいそうです!穫った黒枝豆を食べさせてもらうことに。向かったご自宅は立派な茅葺屋根。なんと重要文化財だと言います。おじゃまするとご当主であるお父さんと、なんと92歳で現役の茅葺職人が迎えてくれました!伊勢神宮や皇居の屋根も手掛けたベテランの茅葺職人です。この家の屋根も手掛けたそうです。

そんな家の中にある貴重なかまどを使って黒枝豆を湯がいてくれました。茹であがった黒枝豆は実がふっくら!食べるととっても甘味があり、その味に手が止まりません。実は奥さんの実家も築300年の環濠住宅。育った環境が似ているからこそ、お互いの気持ちを尊重し合えるとご主人は言います。そんな夫婦円満の秘けつはズバリ!農業をすること。我が子のように作物も手をかけ、立派に育てることによって一層、夫婦の愛が育まれます。

 

⑦いのこもち

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東吉野村の狭戸という地でも秋の実りに出会いました。畑で仲良く手を動かしていた2組の親戚ご夫婦。収穫していたのは今が旬のサトイモです。穫れたてのサトイモを使って「亥の子餅」を作ると言います。旧暦の亥の月に子孫繁栄を願い食べられる亥の子餅。ごはんと一緒にサトイモを炊き上げ、お餅のように丸めていきます。そこにあんこをまぶせば完成です。奥大和の山里に昔から伝わる故郷のお餅です。

お見合いで結ばれて以来60年のご夫婦と、恋愛結婚で結ばれたご夫婦2組。昔から変わらず、お互い助け合いながら暮らしてきたと言います。仲のいい夫婦が作りあげる甘いお餅は、旅人の夫婦愛も固く結んでくれます。

 

担当日記

「なんてお似合いの夫婦だろう」、今回の旅の間、太川陽介さんと藤吉久美子さんご夫婦を見て何度もそう感じました。太川さんは「理」の人です。常に合理的に段取りよく物事を進め、撮影に当たってもスムーズに進行することを第一に心を砕いてくださいます。私のつたない説明の意図を瞬時に理解し、取材先の皆さんからすばらしい言葉を引き出してくださいました。

藤吉さんは「素」の人です。出会ったものにすぐに反応し、思ったままの感情を華やかに表現されます。「おいしい!」「きれい!」「楽しい!」。藤吉さんが感じたことが画面から確かに伝わることで、見た方が旅に出た気分を味わえる番組になりました、ありがとうございます。

時に子供のように無邪気にはしゃぐ藤吉さんを、微笑ましく見つめ、時に叱ったりする太川さんの様子を見て、「23年こうして互いのことを分かりあってきたんだろうな」と、ご夫婦の歴史をしみじみ思いました。

 

ご夫婦が100組いれば100通りの愛の形があります。今回の旅はいみじくも、そんなさまざまな愛の姿を見ることができました。村一番のマドンナをがむしゃらにアタックして射止め変わらぬ愛を築いてきた辻さんご夫婦。お見合いで結婚されゆっくりと時間をかけてお互いの良さを分かってきた片岡さんご夫婦。婿入りされたご主人に奥様は感謝してもしきれないとおっしゃる井上さんご夫婦。

今回奥大和で出会ったご夫婦はみなさん、長い年月(中には60年以上!)を重ね、揺るぎない信頼関係を築いていらっしゃいました。元は他人同士だった2人が家族になるとはこういうことなんだということが、皆さんの幸せそうな笑顔から伝わってきました。

そんなご夫婦たちと出会った後の太川さんと藤吉さんの仲がさらにちょっぴり深まったように見えたのは私の気のせいでしょうか。錦秋の奥大和は家族の絆をより固くしてくれる愛情に満ちています。

担当:吉村

     

                                                     

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次回の放送は12月7日(金)夜8:00~です。お楽しみに!!

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