えぇトコ

2018年06月08日 (金)

心をうるおす お茶めぐり ~京都・宇治~

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今回の旅は京都・宇治が舞台です。

宇治といえばお茶の名産地!まさに今、新茶の季節です!

晴天の下に広がる、緑一色の茶畑は壮観で旅人の心を健やかな気持ちにさせてくれます。

お茶農家が、家族で作るこだわりのお茶“玉露”に感激!

さらに400年間、宇治茶と共に歩んできた、ここにしかない茶器「朝日焼」。お茶の香り、味、色、全てを見極めるお茶屋さん。この土地だけの特権…数々の絶品お茶料理!など。

お茶を愛する人々だからこそ作ることのできるモノがあります。お茶を心から味わい、一息つく。ゆったり、ほっこり、心うるおすお茶の旅に出かけましょう♪

旅人:雛形あきこさん & えなりかずきさん

    

     

旅した場所♪

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①玉露

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昔ながらの風情が残る宇治市小倉町で出会ったのは宇治茶一筋、16代目になるご主人。お茶摘みが最盛期を迎える中、摘み取るのはなんと先端の新芽だけなんです。

香りと渋みがない新芽は、高級茶“玉露”になります。玉露の茶葉を育て上げる秘密は栽培方法にあります。

ご主人の茶畑では丸太や竹でやぐらを組んだ後、よしずを引き、その上から藁を一本一本絡むように敷いていく「ほんず覆下栽培」で茶葉を育てています。

そうすることで熱がこもらず、旨みのある茶葉ができるのだそう。室町時代から続く伝統ある栽培法です。

さらに手もみで茶葉を乾燥させていきます。ご主人と家族で作りあげる至高の玉露。旅人を豊かな気持ちにさせてくれます。

【玉露を購入できるお店】

丸利吉田銘茶園 近鉄駅前店

住所:〒611-0042 京都府宇治市小倉町老ノ木45-2

電話:0774-24-0320

営業時間:10:00~19:00 定休日:日曜日

        

        

②平等院表参道

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平等院の参道には宇治茶のお店がズラリと連なり、歩いているだけで楽しい気分になります。

そんな歴史ある参道のお土産として人気のお菓子、茶団子。甘さが絶妙であり、いくらでも食べられます♪

次のお店でいただいたのは、こちらも大人気!

お茶屋さんが作る、抹茶ソフトです!抹茶を練り込んだソフトの上にさらに抹茶の粉をふりかけます!

口に含んだ瞬間…抹茶の香りがダイレクトに!これからの季節にもってこいのスイーツです。

是非ここ表参道で堪能してみませんか?

2-A【番組で紹介した茶団子を購入できるお店】

能登椽 稲房安兼(のとのじょう いなふさ やすかね)

住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華11

電話:0774-21-2074

営業時間:9:00~18:00 定休日:木曜日・第3水曜日

 

2-B【番組で紹介した抹茶ソフトクリームを購入できるお店】

ますだ茶舗

住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華21-3

電話:0774-21-4034

営業時間:9:00~18:00 定休日:不定休

         

          

③平等院

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宇治の象徴、世界遺産「平等院」

究極の美を追求し造られた鳳凰堂はまさに極楽浄土の景色そのもの。

人々が感謝の心と共に支え続けたことで、平等院は1000年の間、大切に守られてきたのだと言います。

その平等院にもお茶と深い関わりがありました。

【番組で紹介したところ】

平等院

住所:611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116

電話:0774-21-2861

拝観時間:庭園8:30~17:30(受付終了17:15)

※16:00以降、商品なくなり次第閉店

定休日:月(祝日の場合営業 翌火曜日振替休日)

      

      

④お茶挽き

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続いてやってきたのは、江戸時代創業の老舗。

ここで体験したのは碾茶を石臼で挽く、挽き茶体験。挽き茶は一定の速度を保ち続けなければなりません。

これが簡単そうに見えて実は大変。十分な分量を挽こうとすると結構大変なんです。そうして自身で挽いた抹茶を貴重なお茶室でいただきました。

また、一見すべて同じに見える茶葉。実は色・味・香り、それぞれ異なる特長をしており、目、鼻、舌、手触り、と五感で見極めていくことによって美しく美味しいお茶が生まれるのです。

これこそお茶屋の職人にしかできない誇り高き技です。

 【お茶を挽く体験ができるお店】

中村藤吉本店

住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治壱番10

電話:0774-22-7800

営業時間(6月の営業時間)

銘茶売場:10:00~18:30

カフェ:10:00~18:30(受付終了17:00)

 定休日:不定休

        

                

⑤朝日焼

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お茶と共に寄り添ってきた、400年の歴史をもつ茶陶“朝日焼”。

奥行およそ15メートルある登り窯で焼き上げると鹿背(かせ)と呼ばれる、鹿の背中にあるような斑点模様が浮かび上がります。

そんな朝日焼に使っている土は50年かけて熟成させたもの。この土を受け継ぎ、自らも次世代のために残していくことが朝日焼当主の心得。お茶と器は同じ土から生まれます。まさに宇治の宝です。

 【朝日焼を購入できるお店】

朝日焼 Shop & Gallery

住所:611-0021 京都府宇治市宇治又振67

電話:0774-23-2511

営業時間:10:00~17:00

定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)/毎月最終火曜日

 

 

⑥お茶料理

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宇治茶の産地として知られる宇治田原町。

新茶の季節になると畑で葉を刈り取る風景がそこかしこで見られます。広大な畑を一気に刈らないといけないためご近所同士、助け合うのがこの里の習わしだそうです。

そんな里で暮らすご家族の方がふるまって下さったのは見たことも食べたこともないお茶料理!

この季節、抹茶を溶いて混ぜ込んだ「お茶ごはん」に茶殻で作った佃煮など♪

どれも宇治田原でしか味わえない、絶品のお茶料理です。

      

         

担当日記

宇治のイメージといえば、やはり「お茶」に「世界遺産・平等院」。知ってはいるものの、実は取材するまで行ったことがありませんでした。

取材の下見で始めて宇治を訪れたのは、まだ宇治川に桜と菜の花が綺麗に咲いていた頃。

新緑の山、川の音、風情ある街並み…なんて素敵な場所なんだろう、なんてええトコなんだろうと。

お茶の郷とあって、取材する度にお茶を頂きました。

話をしながら、ご主人が慣れた様子で茶っぱを出しお湯を冷ましお茶を入れてくれます。程よいタイミングで出されるそのお茶の美味しさに、毎回感動したのを覚えています。

取材する中で知ったのですが、「宇治ではご主人がお客をお茶でもてなす」という、習わしがあるそうで「主人ほど、上手に急須でお茶は作れない」、「急須でお茶を作るのは主人の役目」と言われる方もいらっしゃいました。

「日常茶判事」…文字で使われる程、ご飯と共にお茶は毎日の生活の中でありふれたものになっています。ご飯の合間、仕事中の合間、私たちの暮らしの中にはいつも側にお茶があります。皆さんは、そのお茶を何気なく飲んでいませんか?

今回、取材させて頂いた宇治茶生産家の吉田さんはこう言いました。

「急須で入れたお茶は心を潤す」。一杯のお茶を通じて「もてなす側」、ありがたく「いただく側」、それぞれを思いやる気持ちが生まれるのが急須で入れたお茶。

まさに「おもてなしの心」が詰まった一杯です。

私も「急須でお茶を入れ、ゆっくり味わう時間」、そう「心を潤す時間」を持ちたいと思う、そんな宇治の取材でした。

担当:北田

     

      

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次回もお楽しみに!

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