えぇトコ

2018年04月13日 (金)

おどる春色 いただきます!~兵庫・淡路島~

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今回2人が訪れるのは、兵庫県淡路島。

自然豊かなこの島は、春になると様々な「色」で溢れます。

イカナゴの「白」、キャベツの「緑」、桜鯛の「ピンク」、菜の花の「黄」。

そんな、淡路島に沸き立つ「色」を目で愉しみながら、存分に味わいます。

「色」を生み出し、「色」を食べて生きる、淡路島の暮らしにおじゃまします。!

旅人:渡辺正行さん & 枝元萌さん

    

    

旅した場所♪

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①アカシタ

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淡路島の港はいつもたくさんの魚であふれ、活気づいています!

特に春は「底物」と呼ばれる海底に潜む魚が活発に動き出し、豊富に獲れ出す季節です。

ヒラメやメイタガレイをはじめ、タイラギやトリガイ・赤貝などの貝など、様々な色が躍り出ます。その中でも、桜色に輝く「アカシタ」、いわゆるシタビラメは今が一番おいしい時期。漁師さんもイチオシの魚です。

獲れたては刺身でいただくこともできます。さらに自慢の「アカシタ」は揚げても煮ても絶品!

桜色に光る淡路島の宝石です。

    

     

②マダコ

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海辺を歩いていると、何やら小舟で作業をするお父さんが。なんと御年98歳!現役のタコ漁師さんです。

春のタコは程よい弾力があり最高の味わいなんだとか。茹でると鮮やかなピンクへと変化するタコは「タコ飯」でいただくのが漁師さんのオススメの食べ方なんだそう。

お父さんにとってタコは、かけがえのない元気の源だと言います。

      

        

③極早生タマネギ

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淡路島の平野部では辺り一面にタマネギ畑が広がります。

5月から6月にかけてが一般的なタマネギの旬ですが、淡路島では「極早生」と呼ばれる、今しか味わうことのできないタマネギが栽培されています。そんな「極早生タマネギ」を仲良く収穫するお母さんたちは皆さんとってもお元気!

穫れたてのタマネギは皮を一枚めくると純白の輝きを放ちます♪そのまま生で食べても、タマネギ独特の辛味がなく、甘味が口の中に広がります。

そんな「極早生タマネギ」が丸ごと入ったすき焼きは、ほっぺが落ちるほどの絶品料理!さらに普通のものなら硬くて食べられない葉も、極早生の葉は食べることができます。

魔法の極早生タマネギは、春の淡路島を代表する白い宝石です。

【極早生タマネギが購入できるお店】(※5月初旬まで)

美菜恋来屋(みなこいこいや)

住所:〒656-0443 兵庫県南あわじ市八木養宜上1408

電話:0799-43-3751

営業時間:9:00~18:00

定休日:火曜日(臨時営業する場合あり)

    

    

④東山寺大根

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平地から山の方へ移動すると、荘厳なお寺が... 「東山寺」と呼ばれる淡路島きっての古刹です。

御年93歳の尼僧が守り続けています。そんなお寺に納める特別な作物がすぐ側にある畑で作る、その名も東山寺大根。太くたくましい白色が特徴の大根です。標高が高いため寒暖差があるこの地の気候が、甘い野菜を作りあげるのだそう。

この東山寺大根を丸2日間煮込んだ煮物やかんぴょうの代わりに東山寺大根を使った巻き寿司は、昔から行事や集まりの際には欠かせない故郷の味として、大切に食べ続けられています。

【東山寺の場所】

東山寺

住所:〒656-2221 兵庫県淡路市長澤1389

電話:0799-64-1185

一般参拝時間:9:00~17:00

    

     

⑤おちょぼ汁

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棚田の風景が広がる生田という集落。

のどかな里で畑作業をするお母さんたちが穫っていたのは、旬の食材「ワケギ」。

畑に生った深い緑色が淡路島の春を感じさせてくれます。そんなワケギと、同じく今が旬のイカナゴを酢味噌で和えた「ぬた」は、淡路島の海と山のものが生んだごちそうです!

さらに、いりこでとった出汁の中に餅粉の団子やずいき、ささげを入れ味噌で味をつけた、淡路島の郷土料理「おちょぼ汁」も作って下さいました。昔から出産後の女性の体を思って作られてきた、島に伝わるやさしい料理です。

 

      

担当日記

 

「花いっぱいのカラフルな島へ」。

これは、ある淡路島のお出かけ本の冒頭に書かれてあった言葉です。

この本に限らず、淡路島の魅力を紹介する記事のほとんどが、この島がいかに花の楽園であるかということを謳っています。そのほとんどは、公園や庭園などの施設、特に春は水仙にはじまり、菜の花、桜、チューリップなど、様々な色に満ちた花々が、訪れる観光客の目を楽しませます。

そんな島にあふれる色は、人が見て楽しむものだけに限りません。海から揚がってくる魚や畑ですくすく育った野菜は、春らしい鮮やかな色をまとい、しかもおいしい!目も舌も喜ぶそんなウマイもんを探す旅に出よう!というのが今回の目的でした。

華やかで眩しい色は元気さや新鮮さの表れです。漁港で水揚げされたばかりのシタビラメの赤や、刈り取ったばかりのレタスの緑の、なんと鮮やかなことか!町のスーパーで並んでいるものとは全く違います。迸る命だけが放つことのできる「色」に圧倒され、そのとれたての命の美味しさに感動する。命が芽吹く春だからこその楽しみです。

強行軍の撮影で、時に道中は疲れが見えた渡辺正行さんも、淡路島の春の命をいただく度に元気を取り戻していらっしゃいました。

とれたてをそのまま生で齧ると、フルーツのような甘さが感じられる「極早生タマネギ」。

 春の命のウマさが小さな体に凝縮した「イカナゴ」。

 速い潮流に揉まれ身が締まる「マダコ」。

 この島だからこそ味わえる抜群のウマさが、色が、食べる人にも取る人にも、活気と笑顔を与えてくれます。

 今回取材した人たちが一様におっしゃっていたことがあります。

「もし島が孤立しても食べるものは全く困らない」「この島には何でもある」と。

 魚介も肉も野菜も米も果物も、すべての食糧がこの島の中にはあります。しかもそのすべてがおいしくて豊か。

 記紀によれば日本で最初にできたと言われる島は、いつも私たちに元気をくれます。

 1年でいちばん実りが溢れる春、「元気いっぱいのカラフルな島へ」、パワーをチャージしに行ってみませんか?

担当:吉村

   

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次回もお楽しみに!

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