えぇトコ

2018年01月26日 (金)

京都 極上町歩き あなたの知らない宝物 ~京都・東山~

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やってきたのは京都・東山!

誰もが行ってみたい超人気スポット!ですが、今回は1本横の路地裏へ。そこでしか味わえないモノを探し、旅します。約1200年の都を裏で支える秘密の場所・職人・伝統。華やかな京都の裏できらめく知られざる宝。冬こそより輝く京都・東山。

計り知れない奥深さとその秘密の扉が今開きます!!

旅人:浅野温子さん & 金子貴俊さん

      

      

旅した場所♪

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①鳥辺野

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 集落に入ると、目の前に突然現れる広大な墓地。

かつてこの場所は「鳥辺野」と呼ばれ、平安時代以来から死者を埋葬してきた地なのだそう。そんな墓所を150年に渡って守り続けている花屋さんがあります。天井には何やら名前が書かれた大量のバケツと家紋が入った木箱が!実はお参りに来られる人たちが預けているもの。この地で生まれ育ち、たくさんのお墓に見守られて暮らすことはありがたいことだと言う花屋さん。年中無休で店を営み続けてきました。京都の中心に心が落ち着く場所がありました。

      

       

②幽霊子育飴

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500年という長い歴史を持つ飴屋さんの名物は「幽霊子育飴」。

その名の由来はなんと幽霊が飴を買いに来たという言い伝えに!身ごもった女性が亡くなり、赤ん坊のためにとお墓の下から毎晩幽霊となって現れ買いに来たとされる飴。当時、幽霊が飴の代金を入れたとされる銭箱も残っています。あの世とこの世の境で作られ続けている金色に輝く飴は、子供を守った母の思いが詰まった心温まる宝物です。

 【幽霊子育飴を購入できる場所】

みなとや幽霊子育飴本舗

住所:〒605-0943 京都市東山区轆轤町80-1

電話:075-561-0321

営業時間:10:00~16:00

定休日:年中無休(臨時にお休みとなる場合あり)

        

           

③六道珍皇寺

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冥界の裁判官で知られる閻魔大王と平安時代の官僚でありながらも冥界を行き来していたとされている小野篁所縁の寺院。

あの世とこの世との境となっている「六道の辻」で知られるこの地では、小野篁が冥界への入り口としていた井戸も残っています。約1200年になる京都の歴史の証です。

【六道珍皇寺】

住所:〒605-0811 京都市東山区小松町595

電話:075-561-4129

~特別拝観について~

原則として5名様以上であれば拝観可能です。※要予約

詳しくは六道珍皇寺の公式ホームページをご確認ください。

            

             

④あじき路地

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京都では素敵な路地にたくさん出会えます。

地元では路地と書いて「ろおじ」と呼ぶ昔からの路地。その中で「あじき路地」という夢を追う若者が集う路地があります。三味線職人や革職人、帽子作家など京都の未来を支える様々な職人さん達が暮らしています。そんな若者達の母親のような存在が「あじき路地」の大家さん。夢を追う若者達と家族のように接し、一番近くで応援し続けています。京都のぬくもりあふれる路地では未来の宝物が生まれています。

【若者の職人が集うあじき路地】

住所:〒605-0831 京都市東山区山城町284

※連絡先・営業時間等は店舗によって異なります。

                          
            
            

⑤おはぎ

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 知る人ぞ知る!おはぎの専門店。

その味は梅や黒ごま、青のりやきなこなど全部で8種類の味が楽しめます。実に色鮮やかなおはぎはお母さんがたった1人で作り上げます。おはぎを作るようになったきっかけは大好きだった父親の好物だったから。父親の思いを胸に、毎日お客さんのために丹精込めておはぎを作り続けます。

お客さんと知り合い、会話をすることがお母さんにとって何よりの喜びであり元気の源です。京都の路地裏でひっそりと輝く素敵な宝物に出会いました。

【彩り豊かなおはぎが食べられる場所】

小多福(おたふく)

住所:〒605-0811 京都市東山区小松町564-27

電話:075-561-6502

営業時間:10:00~18:00

定休日:毎週木曜、第2・4水曜

     

       

⑥六波羅蜜寺

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念仏を唱える口から6体の阿弥陀が現れたと伝えられる空也上人によって開かれた六波羅蜜寺。

冬の風物詩「空也踊躍念仏」はかくれ念仏として唱えられてきました。800年もの間、少しも変わることなく守られてきた京都に秘められた宝です。

【六波羅密寺】

住所:〒605-0933 京都市東山区轆轤町81-1

電話: 075-561-6980

拝観時間:8:00~17:00

※「空也踊躍念仏」などの行事についての詳細は

六波羅光寺の公式ホームページにてご確認ください。

     

     

⑦竹細工職人

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 とある一軒の町屋で黙々と竹細工を作るご主人。

竹細工一筋65年にもなるという職人は100以上あるという編み方を駆使する京都が誇る名人です。何ものにも代えがたい職人の腕と思いは京都が誇る財産であり宝物でもあります。

【竹細工を購入できる場所】

石田竹工芸店

住所:〒605-0813 京都市東山区轆轤町101

電話:075-561-7055

営業時間:8:00~16:00

定休日:毎週日曜

     

     

⑧打ち刃物職人

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 京都には日本を支える職人が集います。また、そうした職人たちを支える職人もいるのです。

ウナギ職が使うウナギ裂き、竹ひごを穴に通して細く削る道具や、お香を切るための道具まで!さまざまな道具を作り出すその姿は京都を陰で支えるかけがえのない存在です。

【刃物を購入できる場所】

今井義延製作所

住所:〒605-0934 京都府京都市東山区塗師屋町612

電話:075-561-5658

営業時間:8:00~18:00

定休日:毎週日曜(予約が入れば営業)

     

     

⑨茶筒職人

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 日本で唯一、手作りで作られている茶筒があります。

5代目になる職人と息子さんが生み出す茶筒はまさに究極の逸品!なんと蓋の重みだけでピッタリと隙間なく閉まります。

機械では作り出せないという茶筒、作り方を決して変えないことが大切だと言います。京都には世界に誇れるこだわりと自慢できる技があります。

【手作り茶筒を購入できる場所】

開化堂

住所:〒600-8127 京都市下京区梅湊町84-1

電話:075-351-5788

営業時間:9:00~18:00

定休日:毎週日曜・祝日・第2月曜

    

     

⑩鍛金職人

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鍛金という金属を叩き続ける技法で様々な調理道具を作り出すご主人はなんと職人歴70年。

たったひとつのハンマーで作りあげる製品はまるで宝石のように輝きを放ちます。均一に槌目を入れ、模様を作りあげるさまは、まさに神業!力を加えていくことによって均等にかつ素早く熱を伝える鍋へと変わります。

美しい鍋を作り上げることができるのは熟練の技があってこそ。匠が奏でる槌音は70年間培ってきた自信と信念の響きです。

【鍛金の調理道具を購入できる場所】

鍛金工房 WESTSIDE33

住所:〒605-0943 京都市東山区七軒町578

電話:075-561-5294

営業時間:10:00~17:00

定休日:毎週火曜

      

        

⑪宮川町の洋食屋さん

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 京都の花街の1つ、宮川町は舞妓さんや芸妓さんが行き交います。そんな花街で明治時代から愛されてきた洋食屋さんがあります。

フリッターやハンバーグ、洋食の定番メニューが勢ぞろいしたお弁当は全てが一口サイズ。舞妓さんが用事をしながらでも気兼ねなく食べられるようにとのアイディアから生まれた一品です。

さらに芸妓さんのリクエストから生まれた洋食屋さんイチオシのオムライスまで! 口に広がる懐かしく、優しい味は100年以上に渡る舞妓さんや芸妓さんとの絆から生まれた宝物です。

【舞妓さん、芸妓さんに大人気の洋食が食べられる場所】

グリル富久屋

住所:〒605-0801 京都市東山区宮川筋5丁目341

電話:075-561-2980

営業時間:12:00~21:00 L.O. 20:30

定休日:毎週木曜・第3水曜

      

      

⑫提灯職人

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 創業220年という老舗の提灯屋さん。

丈夫な竹を1本ずつ巻いていく「地張り」という京都ならではのやり方で作っています。家族一丸となって作る提灯それぞれ分担しながら伝統の灯りを拵えていきます。幼い頃から父親の仕事姿に憧れ、何も言わずに同じ道を選んだ兄弟。

美しく、迫力ある提灯が作れるのはまさに明るくチームワークあふれる家族だからこそです。みんなで作り上げる提灯は京都の街を華やかに彩ってくれます。

【提灯を購入できる場所】

小嶋商店

住所:〒605-0971 京都市東山区今熊野椥ノ森町11-24

電話:075-561-3546

営業時間:9:00~18:00

定休日:毎週日曜・祝日

      

      

担当日記

 京都ならではの町屋は、俗に「うなぎの寝床」と呼ばれるように、間口が狭く奥行きが深い作りになっています。
これはその昔、間口の広さで税金の額が決められていたため、住む人は極力入り口を狭くして節税をしたからだといわれているそうです。そのせいでしょうか、今も残る町屋を訪ねると、表からは想像もつかない重厚な調度や庭がその奥に広がっていてびっくりさせられることがよくあります。普段人に見せる顔とは違う普段の京都がそこに在って、そんな一端を垣間見る度、「この町は奥が深いなあ」とつくづく思い知らされるのです。

 そんな発見は、決してガイドブックやパンフレットには載っていません。車が入れない路地を自らの「足」でくまなく歩きまわることでしか見つからないのです。しかし、そうやって己の力で探し当てた時の興奮や感動こそが旅の醍醐味。

今回、冬の京都でお伝えしたかったのがまさにそのことです。

 屋号も何も書かれていない町屋の中で、黙々と竹を編む職人さん。
思い切って話しかけてみれば、京都を代表する竹細工の名工だということがわかります。
その手さばきを見ていると、時の経つのを忘れてしまいます。

 「あじき路地」と書かれた看板だけを頼りに路地を進めば、手作りのパンやクッキー、革小物や雑貨、若き職人たちが手掛けた宝物と出会えます。

運がよければ店子たちが「お母さん」と呼ぶ素敵な大家さんとの出会いも。

悠久の歴史を持つ京都では、どんな場所でも「何か」が見つかります。

それは古い地蔵や祠かもしれませんし、寒椿の花や南天の実かもしれません。

思わず足を止めて見入ってしまうものの、その先へ興味を持って踏み出してみればそこにはあなただけの旅が見つかるはずです。

    

担当:吉村

    

   

   

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明日1/27(土)放送「よお考えた!楽園の山に幸せ実る ~和歌山・紀美野町~」

次回もお楽しみに!

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