2017年05月20日 (土)

えぇトコ

ありがとう!ふるさと 湖国の宝ここにあり!~滋賀・高島~

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旅の舞台は心安らぐふるさとの風景が広がる琵琶湖の西、高島市。神保悟志さんと熊谷真実さんが旅します。
ところで「湖西と言われてもピンとこない」って思っていませんか?実は、見どころ満載!宝の山なのです。湖の恵みを運ぶ宝の川に、ほとばしる芽吹きの力。そして古より紡いできた技の数々・・・。
ふるさとの恵みを100年も1000年もかけて磨き上げてきた輝く湖国の宝をとくとご覧あれ!

 旅した場所♪

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①やな漁

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千年経った今でも褪せることのない伝統の「やな漁」。今の時期、獲れるのは安曇川に初夏を呼ぶ鮎!ここのやなは、健康で活きのいい鮎だけがかかる場所を選んで作られているんです。だから、安曇川で獲れる稚鮎は、全国に自慢できる活きのよさ!

この時期の漁師さんは、24時間体制でやなに付きっきり。そんな漁師さんおすすめの料理は、生きた鮎を丸ごと使う贅沢な鮎の味噌汁。他にも鮎の一夜干し、鮎の天ぷら、鮎のお刺身と絶品料理が盛りだくさんです!

 【鮎が買える場所】

北船木漁業協同組合
住所:〒520-1232  滋賀県高島市安曇川町北船木2638
電話:0740-34-0005

 

②山菜採り

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安曇川の上流にある朽木針畑は山菜の楽園。
春になると様々な山の恵みが一斉に芽吹きます。採れたての山菜を使った山菜名人自慢の料理は、玉子とじ、天ぷら、胡麻和え、酢味噌和え・・・と種類も豊富。それぞれの山菜が持つ個性をいかした料理に舌鼓!

【山菜摘みが体験できる場所】

体験・山菜摘み農園 じゅうべえ
住所:520-1433  滋賀県高島市朽木桑原553
電話:0740-38-5377

 

③扇骨

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高島は、扇子の骨、扇骨の名産地。日本で作られるもののうちの9割以上をしめています。竹の色を均一にするため太陽の下で扇骨を干したり、目に見えないレベルで削ったりと、職人さんの繊細な技とこだわりに驚かされました。限界まで薄くした扇骨はよくしなり、優しい風を運んでくれます。高島の伝統を守る職人の技です。

【扇子が買える場所】

有限会社 すいた扇子
住所:520-1212  滋賀県高島市安曇川町西万木62
電話:0740-32-1345

 

④和ろうそく

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奈良時代に生まれたという和ろうそく。
最近ではインテリアとしても人気が高まっています。そんな和ろうそくはすべて手作り!和ろうそくは、蝋はハゼの実、灯心はイグサと自然のものを使うため、ほとんど煤が出ず、仏壇等を汚すことはありません。そして、ムラなく均一に蝋を重ねることで揺るぎが少なくまっすぐで消えにくい炎が生まれます。
手を抜かずひたむきに作り続ける職人の思いが生んだ湖国の宝です。

【和ろうそくが買える場所】

大與(だいよ)
住所:520-1623 滋賀県高島市今津町住吉2-5-8
電話:0740-22-0557

 

⑤朽木盆

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湖西きっての木材の産地である朽木。そんな地で生み出されたお盆が「朽木盆」です。江戸時代には全国にその名を轟かせたと言います。

朽木盆はお盆の底がわずかに丸くなっているため、テーブルにおくと少しだけ傾いて隙間ができます。実はこれ、手を入れて持ちやすくするための隙間なんです。先人が使い手のことを考えて実現した素敵な知恵です。

【朽木盆が買える場所】

木工所くっつき村
住所:520-1401  滋賀県高島市朽木市場839
    ※営業は土曜、日曜のみ

 

 ⑥雲洞谷eetoko170520_07_utodani.jpg

朽木の山で採れる栃の実を使って、地元の人は栃餅を作っています。大変な手間と時間がかかる栃餅は、あんこなどで甘く食べる方法が一般的ですが、地元では、栃餅をあげだしに!
いっぽう、鯖街道の道中であるここでは、鯖を使った料理も数多くあります。中でも、各家庭それぞれで作るというのが、鯖にご飯を入れ発酵させて作るなれずし。山の中の集落で鯖を長く美味しく食べる文化が息づいています。

 

⑦棚田

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日本の原風景として世界的にも有名な、畑集落の棚田。
先祖が汗をかきながら切り開いてきた棚田で育った絶品のお米があります。ふっくら艶やかに炊きあがった純白のお米。

そしてそんなお米をさらに美味しく食べるご飯のおともは、おばあちゃんの手作り。フキノトウを自家製味噌と合わせた「フキノトウ味噌」。そして昔から畑集落で食べられてきたというお漬物「畑漬け」・・・。

懐かしい味を堪能しました。

 

 担当日記

 

琵琶湖の西側、高島市には宝がいっぱいあるんです!

・・・と言われてもピンと来ない方が多いかと思いますが実は、すごいんです!ステキなモノがいっぱいあって、ステキな人がいっぱいいらっしゃいます。そして、皆さん誇りを持ってお仕事をされています。

 

千年以上の歴史があるという「やな漁」

何かで見た事はあって、知っているつもりになっていたんですがその仕組みを詳しく聞くと、おそろしく効率的でよく出来ています。しかも元気な鮎しか入ってこない、という計算し尽くされたシステム。平安時代に、この仕組みを作ったのかと思うと驚きしかないです。この伝統を守る漁師さんが、誇りに思うのも頷けます。

 

職人さんの技術は、それだけで守るべき宝ですが高島の職人さんはご自身の仕事に誇りを持ってらっしゃいました。

 

山に囲まれた里で、キレイな空気と水に癒されながらぶらぶら歩く。緑の季節には、それだけでも贅沢な旅です。

どこの街もそうですが、旅する時には是非歩いてみてください。緑深い地域では、余計にそう思います。

 

山菜が美味しく感じるようになったのは、いつの頃からなんでしょう、、、山菜の天ぷらや、胡麻和え、酢味噌和え、子供の頃には「地味」としか思えなかった料理が、最高に美味しく感じます。

棚田のおばあちゃんが作るふきのとう味噌、そして白いご飯、懐かしくて、ほっこりして、それでいて心踊らせてくれます。

これぞ宝ではないでしょうか。優しい笑顔を見ると、不思議とこちらも誇らしい気持ちになる、そんな旅でした。

 

担当 浅田

 

 

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次回もお楽しみに!