アナ・キャスの部屋

2022年03月14日 (月)

【ラジオ深夜便】と【きん5時】で伝えたこと(畠山衣美)

春らしい季節になりましたね!

私はというと、毎年やってくる花粉症が今年はまだ姿を見せず、「もしかして今年は来ないかも?」と期待しています。

 

では、最近放送したリポートの内容から少し…。

 

①3月5日午前4時台に放送した「ラジオ深夜便」『明日へのことば』

口唇口蓋裂の患者の皆さんが交流する会を開いているNPO法人笑みだち会代表の小林栄美香さんにたっぷりとお話を伺いました。

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その中で印象的だったのはマスクについてお話です。

 

小林さんは、

コロナ禍で、多くの人がマスクをするようになって「人間ってこんなに視線を浴びへんもんなんや」と、感じたと話していました。

ジロジロ見られていた以前に比べ気持ちが楽になったそうです。

 

一方で、コロナが落ち着いたらマスクを外すとおっしゃっていました。

「マスクを外して、こういう人もいるんだよって多くの人に知ってもらいたい。

最初は、私を見てびっくりしたとしても、2人目3人目、同じ病気の方に出会ったら

その病名は分からなくても、“こういう人もいるんだ”と知ってもらえるならばそれでいい」

小林さんの言葉に強い覚悟を感じ、深く胸に刺さりました。

 

 

②3月11日の「きん5時」『IPPOU』

育児日記を通して語りあう震災について伝えました。

 

12月のラジオワイド中継【関西ラジオワイド】巡回展「わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して」 | アナ・キャスの部屋 | 関西ブログ (nhk.or.jp)

のときから取材を続けて、放送しました。

災害当時に書かれていた育児日記をもとにそれぞれの記憶をたどり、同様の体験をした人や災害を知らない人と語りあう取り組みを伝えました。

 

 ただただ、我が子の健康な成長を願って書かれた育児日記だからこそ、その中で描かれた震災はとてもリアルで、

災害というものが「ある日」1日に起きて消えるものではなく、長く日常生活に影を落としていくものだと改めて気づかされました。

 

 いま、書きすすめられている育児日記には、どのようなことが書かれているでしょうか?

 

 放送はNHK+でも配信しています。ぜひご覧ください。

( https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022031133504?playlist_id=__search&t=1178 )

 

お伝えした「わたしは思い出す」展 神戸開催はすでに終了しています。