ここから読み上げブラウザ用のメニューです 本文へジャンプします NHK沖縄放送局ホームページ内のリンクボタンへジャンプします 読み上げブラウザ用のメニューの終わりです

気象歳時記

気象予報士 斎藤綾乃がお伝えする、季節の天気・豆知識など盛りだくさん!

気象クイズ「梅雨入りが変わる?」2018年8月15日②

みなさん、こんにちは。
きょうは台風よりひとつ前の季節といっていい梅雨に関する話題です。

沖縄地方の今年の梅雨入りは5月8日でした。
しかし、ことしは空梅雨が続きましたね〜。
本当に梅雨入りしたの?という声が多く聞かれました。

実は、この梅雨入りの日付けは後に変わることがあります。

梅雨入り・梅雨明けは気象台から、まず速報で発表されます。
そして9月ごろに再検討され、確定されるんです。

ということで、
今年の梅雨入りを疑っている人は、今後発表される確定の梅雨入りを確認することをおすすめします。
速報と確定で変わる可能性があります。

そこでクイズです!
過去の梅雨入りの発表で、検討後、変更されたのは、何回あったでしょうか?
2000年から去年までの17年間で考えてください。

画像

答えは、こちら。

画像

5回変わっています。
さて、ことしはどうなるでしょうか?

では、きょうはこの辺で。

マンゴーのおはなし&熱中症対策!2018年8月15日①

みなさん、こんにちは。

画像

こちらはマンゴーの写真。
沖縄は、6月下旬から8月上旬にかけてマンゴーの収穫が盛んに行われるようになりますね。
気象歳時記のコーナーでも、収穫に合わせて南城市のマンゴー農家の上原さんを取材させていただきました。

去年が大豊作だったので、今年は木の回復が遅く、いわゆる裏年。
収穫量は3割から4割減となったようですが、甘くておいしいマンゴーができたということです。

マンゴーの収穫は暑い時期に行われます。
上原さんもこまめに水分を補給したり、ハウス内の風通しを良くしたりして熱中症には気をつけていました。

沖縄は今後も9月下旬まで真夏日、熱帯夜が続きます。
農業用ハウスの中やエアコンのない室内、また炎天下では熱中症に厳重に警戒してください。

画像

では、きょうはこの辺で。

お天気クイズ「吸い上げ効果」2018年8月14日②

みなさん、こんにちは。
きょうは台風に関するお天気クイズです。

台風の強さは、中心付近の最大風速で決まりますが、
沖縄の人は、台風に関心が高く、台風に対する経験値も高いので、
台風の中心気圧で勢力を判断している方が多いと感じます。

たしかに中心気圧が低いほど、発達した台風ということになります。
さすが、台風の多い沖縄のウチナーンチュは良く知っています。

そこで、中心気圧についての豆知識的なクイズです。
中心気圧が低いほど台風は発達していて、中心付近では強い上昇流が発生しています。
海面を吸い上げるほどの上昇流です。

<クイズ>
中心気圧1000ヘクトパスカルの台風が発達して
中心気圧が915ヘクトパスカルにまで低下した時、
強い上昇流によって海面は何センチ上に吸い上げられるでしょうか?

画像

1000ヘクトパスから915ヘクトパスカルまで85ヘクトパスカル低下したことになります。

画像

海面は1ヘクトパスカル低下すると1センチ上昇するんです。
つまり85ヘクトパスカル低下すると85センチ上昇することになります。
小学校前の子供の背丈くらいでしょうか・・・。

台風の中心が近づいたとき、
うねりを伴った高波だけでなく、低い土地では高潮にも注意が必要になってきます。

10月までは台風の多いシーズンです。
今後も、台風の知識をより深めて、台風対策、防災対策をお願いします。

では、きょうはこの辺で。

中継のひとコマ2018年8月14日①

みなさん、こんにちは。
おきなわHOTeyeの気象歳時記のコーナーでは、毎週金曜日(風や大きなニュース、突発的なニュースなどがない限り)、外の見える場所からの中継を行っています。
表示の大きな湿・温度計や、WBGT(暑さ指数)を計測する温度計などのアイテムも揃いつつあります。
その裏側のひとコマがこちら。

画像

おっと!失礼。リハーサルの様子です。
でも、これ、別に天を仰いで歌っているわけではありません。
気持ちよさそうですが(笑)。

青空を見ながらコメントしているところです。
この日は、紫外線対策として「サングラスも活用してね!」と
自らサングラスで登場しました。

サングラスを外すとこんな感じ。

画像

中継は、今の外の様子を伝えられるし、番組も活気付くので、
これからも続けていきたいと思っていますが、
カメラマン、音声さん、フロアディレクター、スタジオコーディネーター、技術さんなど、いつもよりたくさんの人が関わって成り立っています。写真にも写っていますね。
そんな中継の裏側を知ってもらいたい1枚でした。

では、きょうはこの辺で。

6月の真夏日2018年8月13日②

みなさん、こんにちは。
ことしは6月から台風の発生が多く、いつもの年だと安定した夏空が続く7月も、変わりやすい天気が続きました。

そこで、こんなお天気クイズをひとつ。
ことし6月の真夏日は、那覇では何日だったでしょうか?
ちなみに那覇の平年の真夏日の日数は、6月は14点1日です。
次の4つの中に正解があります。

画像

6月を振り返ってみてください。
6月といえば、梅雨時。
でも今年の6月は・・・空梅雨でしたよね。

正解は、緑の「18日」でした。
実は、去年は14日で平年並み。ことしのほうが6月は暑かったようです。
ところが、7月に入って逆転。

<7月の真夏日>
  平年 28点4日
ことし  24日
去年   31日

台風からの湿った空気で発生した厚い雲で太陽がさえぎられ、
30度ぎりぎりで気温上昇がストップした日が多かったようです。
とは言え、那覇の年間の真夏日日数は平年で96日。9月の下旬まで続きます。
今後も夏の暑さは続きますので、熱中症や夏ばてには気をつけてお過ごしください。

では、きょうはこの辺で。

台風の当たり年?2018年8月13日①

みなさん、こんにちは。
気象予報士の斎藤綾乃です。
ことしは、台風の当たり年といってもいいほど、台風の発生・接近が多くなっています。

画像

ことしは6月、7月と平年を上回るペースで台風が発生しています。
8月以降の発生数と沖縄への接近数はこちら。

画像

今年8月に発生した台風は、8月13日時点で、4個。
そのうちの1つ、台風14号が沖縄に接近しました。
南の海上の雲の様子をみるとまだまだ発生しそうで、8月も平年を上回りそうな勢いです。
今月は、夏休みやお盆休みという方も多いのではないでしょうか?
週末に台風の影響があることも多く、なかなかレジャーの計画を立てにくいと思いますが、台風が接近するより先に、うねりを伴った高波が到達します。
最新の気象情報で天気だけでなく波の状況なども確認して、レジャーの計画を立ててもらえたらと思います。

では、きょうはこの辺で。

お天気クイズ「天気記号」2018年4月①

みなさん、こんにちは。
最近は、過ごしやすい天気・気温の日が続いていますね。
まさに「うりずん」。
さて、お天気クイズはもっとも寒い2月上旬に行ったものをご紹介。
季節がちょっとずれますが、ご了承を。

それでは、クイズです。
おととし(2016年)1月24日から25日、沖縄本島では初めて、久米島では39年ぶりに「みぞれ」が観測されました。
この「みぞれ」を表す天気記号は次のうちどれでしょうか。

画像

2月16日は、「天気図の日」。明治16年、今から135年前の2月16日、日本で初めての天気図が作成されたことを記念した日です。この「天気図の日」にちなんで天気記号についてのクイズを出題しました。
天気記号には、日本式と国際式がありますが、日本式の天気記号についてのクイズです。
日本式の天気記号は21種類ですが、国際式は100種類近くもあるんです!
気象予報士の試験勉強では必死に覚えました(汗)

さて、答えです。

画像

「みぞれ」は青の回答。
下半分が塗りつぶされていて上は、3本の線が放射状に延びています。
他の天気記号も見てみると。

画像

見たことがある、天気記号があるでしょうか?
新聞の天気図に使われていますので、ぜひ確かめてみてくださいね。
あしたは、どんな天気記号になるかな〜。
では、きょうは、この辺で。

もっとも寒い日2018年1月②

おひさしぶりです

みなさん、こんにちは。
1月2回目のお天気クイズは、「もっとも寒い日」がお題。
次の地域のうち、最低気温の記録が最も低かったところはどこでしょうか?
選択肢は、気象台のある4つの地域。
那覇、南大東島、宮古島、石垣島の4地点です。

地点によって統計をとり始めた年は違いますが、それぞれの地点で統計を取り始めてからもっとも低い気温と比べます。
沖縄には、気温の観測地点は28地点ありますが、選択肢の4地点は古くから統計を取っています。

那覇と石垣島は1890年代から。
宮古島は1930年代から。
南大東島は1940年代から。
50年ほどの幅はありますが、この統計の中で比べてみよう!
答えはこちら。ランキングを見てみましょう。

画像

南大東島が正解ですね。

県内のランキングを見るとこちら。

画像

逆アーチを描いていることが分かりますね。

久米島が1位、そして5つの記録のうち3つが2016年の記録です。
あの、みぞれが降った日です!!!
本島地方では観測史上初めてみぞれが観測されるほど、記録的な寒さだということです。
沖縄で、もっとも寒い日は1月下旬から2月上旬ごろ。
沖縄に来て、冬が好きといううちなーんちゅが意外に多いことが判明。
みぞれにも喜んだ人が多かったとか・・・。
北海道育ちの私としては、暑い夏が恋しい今日この頃です。
では、きょうは、この辺で。

冬の雷2018年1月①

おひさしぶりです

みなさん、こんにちは。
しばらくブログを更新していなかったので、お久しぶりです。
サボっていたわけではないんです〜!ごめんなさい。

さて、久しぶりなので今まで行ったお天気クイズを順にアップしていきたいと思います。
まずは、1月最初のクイズ「雷」について。
次の地域のうち、1年間で雷を観測した日が最も多い地域はどこでしょうか?
というのが問題です。
選択肢は、札幌、金沢、東京、那覇の4地点です。

放送では、那覇と答えた人が多かったです。
ちなみに、堀越アナウンサーは那覇、内原キャスターは金沢でした。
答えは、金沢で内原さん、見事正解です。

こちらが各地の年間の雷日数。2010年までの30年間を平均した日数です。

画像

金沢が一番多く、ついで新潟、日本海側に多いことがわかります。
上から那覇は6番目。
雷といえば、夏の入道雲を思い浮かべますが、日本海側では冬に多いのです。
月別の雷日数を那覇と金沢で比べてみましょう。

画像

逆アーチを描いていることが分かりますね。

金沢は、両端が高く(つまり冬に多く)、那覇は中心が高く(つまり夏に多い)、なっています。
日本海側では、大陸から冷たい寒気が暖かい日本海を渡るとき、海からたくさんの水蒸気をもらいます。その水蒸気によって積乱雲がいくつも発生し、雪を降らせたり、雷を起こしたりするのです。冬の雷を「雪起こし」とも呼んで、日本海側では、雷の季節は冬となるのです。
ところ変われば、雷の季節も変わる、天気って面白いな〜。
では、きょうは、この辺で。

読み上げブラウザ用メニューに戻ります