NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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戦跡マップ

津堅島の陣地壕(うるま市)【放送日 H20.10.29】

うるま市与勝半島の沖に浮かぶ津堅島は、人口500人あまりの小さな島です。津堅島で唯一の高台は海抜36メートルで、戦時中36高地と呼ばれた日本軍の要さいでした。一帯には今も陣地の一部だった壕や、爆弾の投下を受けた跡が残っています。「新川・クボウグスク周辺の陣地壕群」です。司令部が置かれた壕は中が3階建てで縄ばしごで行き来する構造になっていたといいます。
津堅島は、沖縄本島上陸を阻止する防波堤として、昭和16年から陣地の構築が進められました。沖縄県史は津堅島の守備隊に島の若者たちが組み込まれ、部隊が崩壊するまで行動を共にしたと記しています。
昭和20年4月、アメリカ軍は艦砲射撃や爆弾の投下の末、津堅島に3度にわたり上陸しました。2度目の上陸で、攻撃は司令部壕に達しました。
部隊は壊滅状態となりましたが、壕のいちばん下の階に避難していた人たちは、アメリカ軍が引き上げたあと、奇跡的に助け出されました。

【場所】
津堅港から左に向かう坂を上り、改築中の津堅小・中学校の裏手にまわると一帯に壕があります。うるま市の文化財に指定されている陣地壕群ですが、案内板はなく、周りに草木が生い茂り、入口がどこにあるのかさえわからない状態になっています。

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