NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

父の勇気で家族全員が投降 【金城善昌】

昭和20年6月23日、金城さんの家族が糸満市真栄平の壕を出て米軍の捕虜になった時の様子。いちばん左側に描かれているのが父親、右隣が金城さん自身。米軍が「何もしないから出てこい。あと1時間後には攻撃を始める」と投降を呼びかけた。父親は、家族や近所の女性たちに声をかけ先頭に立って壕を出た。「前を見てごらん。アメリカの兵隊が来るよ。逃げると撃たれるよ」と言って米兵の方へ近づいていった。初めて見る米兵に、幼かった金城さんは恐怖で震えたが、住民に水や食糧の缶詰が与えられ危害を加えられないことがわかると、子ども心に生き抜いた喜びがわき上がってきた。金城さん『私の住んでいる地区では壕の中で手榴弾を爆発させて「自決」したり、火炎放射器で焼かれたりして全滅した家族もたくさんあった。父がいなければ私たちも生きていなかったはずで、今も父の勇気に感謝している』

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