昭和20年4月中旬ごろ、本部町から伊江島方向を見た様子。米軍の艦隊が激しい砲撃を加えている。体当たり攻撃を試みた日本軍の特攻機が攻撃を受けて海に落ちていく。渡久地さん『米軍が近づく中、食糧を求めて避難先を抜け出し、実家に立ち寄った時に弟と2人で見た様子を絵にした。特攻機が落ちていくのを見てこの戦争は負けると思った。伊江島やその周辺で亡くなったかたがたの悔しさや悲哀をしっかりと受け止めて心からご冥福を捧げたい』