NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

伊平屋島 米軍上陸 【名嘉範茂】

昭和20年6月3日、米軍が伊平屋島に上陸した時の様子。朝8時ごろ、空を何機もの米軍機が横切った。名嘉さんたちは家族8人で裏山に建てた小屋へ避難。艦砲射撃が空気を切り裂く音は3時間近く止まなかった。午後1時ごろ、田名の集落を抜ける道に、5台ほどの米軍の水陸両用戦車が姿を現した。「日本は勝つ」と疑わなかった名嘉さんの心は死への恐怖でいっぱいになり、「降参しないと大変だ」と白旗を持って家族とともに小屋を出た。集落の人たちも次々と列に参加。先頭で白旗を持つ名嘉さんは、銃口を向ける米兵が乗る水陸両用戦車までの約200メートルを、「いつ撃たれるかわからない」と震えながら歩いたという。その後、名嘉さんたちは隣の前泊までの3キロの道のりを米兵に付き添われ無言で歩いた。 名嘉さん『米軍の上陸で伊平屋島では同級生を含め47人が犠牲になった。伊平屋島でも人々が大変な思いをしたことを絵を通じて知ってもらえれば』

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