NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

米兵に屈しなかった母 【新垣恒昌】

昭和19年の10・10空襲の後、新垣さんは家族8人で那覇市から名護市旭川の民家へ避難し、米軍の上陸後は山中で生活した。昭和20年5月ごろ、1歳の弟を背負った母親と一緒に食糧や服を取りに民家へ戻ると、1人の米兵に遭遇。銃を構えて母親に近づき、弟のおぶいひもを外そうとしたり、母親を押し倒そうとしたりした。母親は米兵を近づかせないよう背中の弟の足をつねって大声で泣かせ、必死に抵抗した。米兵はその後も母親を押し倒そうとしたが、弟が泣きやまないことで諦めたのか、しばらくしてから立ち去った。幼かった新垣さんは恐ろしさからぶるぶると震えていたという。 新垣さん『あの日のことは、きのうのことのようにはっきりと覚えている。もしもっと乱暴な米兵だったらどうなっていたか分からない。暴行を受けた女性もたくさんいたと聞く。二度と戦争はあってはならない』

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