NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

岩陰に避難する鉄血勤皇隊 【石川榮喜】

昭和20年6月中旬ごろ、鉄血勤皇隊として従軍していた石川さんは、他の隊員や引率の教師と10人で、糸満市の「ひめゆりの塔」に近いがけの下で横穴に身を隠していた。外で艦砲射撃の砲弾がさく裂するたびに壁や地面が揺れ、身を守るだけで精いっぱいだった。石川さんは毎晩寝るとき、祈ったことがあった。「1つ、コップ1杯でいいから澄んだ水を飲んでから死にたい。2つ、もう一度畳の上で大の字で寝てみたい。3つ、死ぬ時は体を木っ端みじんにして痛さを感じさせないようにしてほしい」と。石川さんのいた県立第一中学校の鉄血勤皇隊は、隊員371人のうち、半数以上の210人が犠牲になったという。 石川さん『生存者が年々少なくなっていく中で、あの地獄絵図を見た私たちが戦争の実態を語り継いで多くの人に伝えていかなければならないと思っている』

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