NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

手榴弾を配られるひめゆり学徒隊 【城間素子】

県立第一高等女学校3年生だった城間さんは、ひめゆり学徒隊の一員として、南風原町の陸軍病院一日橋分室の壕へ動員。分室にはおよそ40のベッドがあり、昭和20年4月末ごろから負傷兵が次々と運び込まれ、医療品が不足する中、麻酔なしで負傷兵の足を切り落とす手術を行うこともあった。劣悪な環境のもと、負傷兵は次々と息を引き取り、城間さんは「自分もこうして死んでいくんだ」と覚悟したという。5月20日ごろ退却を命じられ、「日本の女性として恥ずかしくない死を」と、同級生たちは日本兵から1人1人手榴弾を手渡された。いちばん後にいた城間さんは最後に手榴弾を受け取った。負傷兵はどうなるのかと日本兵の1人に尋ねると、「注射を打って眠らせる」と言われ、恐ろしくなってそのまま走って壕を出た。一日橋分室に動員されたひめゆり学徒隊のうち、沖縄戦を生き延びたのは城間さんただ1人。城間さん『生き残った自分の責務として一日橋分室の出来事を多くの人に知ってもらおうと描いた』

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