NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

墓の中に避難 【真栄田禧子】

昭和20年5月中旬ごろ、那覇市でも米軍の攻撃が激しくなり、糸満市摩文仁に向けて避難した。父、母、それに3歳の弟と、家族4人だった。壕という壕は避難者で溢れていたが、南風原町でようやく横幅5メートルほどの亀甲墓を見つけ、中に入れてもらった。沖縄に伝わる亀甲墓は中に人が入れるほど広い。中では、子どもやお年寄りなど10人ほどが身を寄せ合っていた。しかし半日ほど身を潜めたとき、隣の墓が空から攻撃された。攻撃を恐れて再び墓を出て南に逃げた。墓さえも狙われることに真栄田さんは絶望的な思いを抱いたという。

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