NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

飢餓 【新垣ミツエ】

新垣さんは、那覇市から名護市の山中に疎開し、2か月半にわたって家族や親せき14人と避難生活を送った。最もつらかったのは深刻な食糧不足だった。食事は1日2回。手のひら1杯の米に少量の芋と野草を混ぜた水のようなかゆ4 4 を14人で分けた。炊事も命がけで、かゆを炊く煙を扇いで散らして、敵に見つからないようにした。カタツムリやカエルを捕って食糧にした。カエルはおいしかったが、カタツムリはぬるぬるとしておいしくなかったという。
新垣さん自身はやせ細り、食べたくても食事がのどを通らず、生死の境をさまよった。母親が焼いてくれた芋を食べて命を長らえることができたという。

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