NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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沖縄戦の絵

空襲を受ける沖縄愛楽園 【宮城福治】

昭和19年の10・10空襲で、当時国民学校6年生だった宮城さんが学校帰りに見た光景。昼ごろ雑木林の中を歩いていると5、6機の戦闘機が現れ、日本軍機と思って手を振ると機銃掃射を始めたので、とっさに松の木陰に隠れた。翼には米軍機を示す星のマークが見えた。戦闘機はハンセン病療養所の現在の沖縄愛楽園へ向かい、機銃を撃ちながら急降下を繰り返し、建物のセメント瓦の屋根が銃撃で砕けた。急上昇する機体からは黒い爆弾が落とされた。
米軍機に憎しみを感じると同時に、攻撃のすさまじさに圧倒された。宮城さん『人間どうしが憎しみあい、殺しあうのはもうやめにしてほしい』。沖縄愛楽園の自治会で入所者の証言などを集め編集している事務局によると、10・10空襲については当時の園長の手記に、爆弾の破片で2~3人が軽いケガをしたと記されているとのこと。攻撃の理由は、軍事施設と思われたのではないかとも言われているが、正確なことは分かっていない。

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