勝川沙友里です。「読むもぎたて!」

ラジオを聞き逃したあなたにも、大切なことを知ってほしい・・・。

20210528_blog_katsukawa.jpg

月1回、水曜夕方に岡山県内向けに放送しているラジオdeもぎたて!では、
(https://www.nhk.or.jp/okayama/program/mogiradi/)
岡山県警の方と電話をつないで、交通安全のポイントをうかがっています。
5月は「梅雨の時期の注意点」と「自転車の交通事故防止」を、
県警交通企画課の西澤佑さんに教えていただきました。

―――新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、
今年の交通事故の状況を教えてください。

 今年に入って5月24日の時点で、交通事故死者は19人と、去年と比べて6人減少しています。時間帯で見ると、夕方や夜間に事故に遭った人が13人と、去年に比べ4人増えています。また、事故状況を分析してみますと、歩行中の死者が7人と、去年と比べて3人増えています。そして7人のうち、横断歩道を横断中だったのが2人、横断歩道以外を横断中だったのが4人でした。ですから、夕方や夜間は特に気をつけてください。

―――では、「梅雨の時期の交通事故防止」について教えてください。

 自動車は「ゆとりを持った運転」を心掛けてください。
特に雨の日の朝は、交通渋滞が起こりやすく、気分がイライラしがちになります。
そのようなときにこそ、交通事故に要注意です。
濡れた道路は、ブレーキを掛けてから止まるまでの距離が長くなるので、
スピードは控えめにし、前の車との距離も十分に取りましょう。

―――あわてると、ついスピードを出し過ぎたり、
前の車との距離を詰めたりしがちですよね。ゆとりを持つことが大切ですね。

 そのとおりです。また、ライトは早めに点けてください。
雨の日は、夕方でも薄暗く、視界も狭くなりがちです。
少しでも暗いと感じたら、ライトを点けて周りに自分がいることをアピールしましょう。
ためらわずにライトを点けましょう。
また、体調が悪いと感じたときは、運転を控えてください。
車もタイヤの溝や空気圧、ワイパーの状態など点検しましょう。

―――大雨が降った時など、防災上の注意点を教えてください。

 大雨の際は、川や海のそば、冠水しやすいアンダーパスに近づかないようにしましょう。
JAFが、車は水深何センチまで走行できるかという実験を行ったところ、
セダンタイプで水深30センチ、SUVタイプでも水深60センチで
走行不能になったという結果がでています。
また、水没時に車の中から窓ガラスを割ることができるかという実験では、
狭くて力が入れにくかったり、水圧がかかっていたりするため、
専用のハンマーがなければ、割ることはできなかったという結果もあります。

―――次に、自転車に乗るときや歩行者が気をつけることについて教えてください。

 自転車ですが、傘差し運転は、傘で周りが見えにくくなったり、片手運転のためバランスを崩したりしやすく、ブレーキ操作も不安定です。また、他の歩行者や車に傘が当たるなどして、危険を及ぼすことにもなりますので、傘差し運転は絶対にやめてください。

 そして、歩行者は、自動車は周りが良く見えていないことを知っておいてください。
特に雨の日は、自動車から歩行者が見えにくくなるので、道路を横断する際は、いつも以上に左右の確認をしましょう。夕暮れ時や夜間に外出するときは、夜光反射材やLEDライトを身につけて、自分の存在をアピールしましょう。

―――つづいて、「自転車の交通事故防止」についてお願いします。

 5月は「自転車月間」とされています。この機会に、自転車の安全な利用について再確認していただければと思います。

―――改めて、具体的にどのようなことに注意すればよいでしょうか。

 去年、県内で自転車乗車中に亡くなった方は13人でしたが、すべて高齢者でした。事故の形態としては、交差点で道路を横断しているときの事故が6件、用水路などへの転落事故が6件、車に追突された事故が1件でした。道路を横断するときは、車が来ていないか「ちらっ」とみるのではなく、一呼吸置いてよく見ること、そして、用水路がある道を通らないようにしたり、用水路の近くでは自転車から降りて、押して歩いたりすることが大切です。

 赤信号や一時停止の規制は必ず守り、2人以上横に並んで走ることや右側通行も違反であり、また危険ですので、してはいけません。もちろん、お酒を飲んでの運転も、絶対にやめてください。自転車の交通違反も、検挙されることがあります。そして、信号無視などの危険行為を3年以内に2回以上繰り返すと、3時間の自転車運転者講習の受講を命令されることになります。

 そして、事故への備えも欠かせません。事故をして人にけがをさせてしまった場合、自転車でも1億円近い賠償金が課せられた事例があります。万が一に備えて、保険に加入しましょう。去年、自転車に乗車していて亡くなった方の半分以上が、頭に致命傷を負っていました。自分の命を守るため、ヘルメットを着用しましょう。

―――特に、岡山市は、今年4月に条例が施行されて、自転車の保険への加入や、小学生以下のヘルメットの着用が義務化されましたね。

 そのとおりです。最後に、幼稚園や保育園に通うなど、自転車用チャイルドシートを使用されているご家庭もあるかと思います。自転車用チャイルドシートに子供を乗せた状態で転倒すると、大きなけがにつながるおそれがあります。
 安全のために・・・
 ▼子供を乗せたまま、目や手を離さない
 ▼走行中やスタンドを立てるとき、わずかな段差にも注意する
などに気をつけましょう。


投稿者:アナウンス担当 | 投稿時間:11:30  | カテゴリ:つぶやき

 

ページの一番上へ▲