
今回は高潮についてです。
高潮は台風や発達した低気圧に伴って海水面が異常に高くなる現象です。台風の強い風が海岸に向かって吹く場合、海水が海岸に吹きよせられて、海面が上昇します。台風が接近して気圧が低くなると、海面が持ち上がります。気圧が1ヘクトパスカル低くなると、海面がおよそ1cm高くなると言われます。たとえば、それまで1000ヘクトパスカルの場所へ950ヘクトパスカルの台風が来ると、海面はその差の50ヘクトパスカル分、50cm高くなります。気圧の低い台風が接近し、強い風が吹けば吹くほど、大きな高潮が起こります。また、台風の接近が満潮時刻と重なると、海面はさらに高くなります。
平成11年9月の台風18号では、熊本県旧不知火町(しらぬひまち)で高潮が起こり、12人が亡くなりました。台風が来る際は、あらかじめ満潮時刻を知っておくことが大切です。