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2017年5月9日(火)

朝ごはんの現場 ぎんさんの娘たち 健康ご長寿朝ごはん!

和久田
「シリーズでお伝えしている『朝ごはんの現場』です。」

高瀬
「今日(9日)は、いつまでも元気に暮らしたいという人、必見です。」

あの“国民的人気者”直伝 健康 ご長寿朝ごはん!

今日の朝ごはんは、こちら。
一日のはじまりは、やっぱり和食。
赤みそを使った、お味噌汁の中には…たまご?

実はこれ、あの人気者の心を受け継いだ朝ごはんなんです。
名古屋市南区。
ここに今日の主人公が暮らしています。
縁側でお茶の時間を楽しむ2人のおばあちゃん。
蟹江美根代(かにえ・みねよ)さん、93歳。
津田千多代(つだ・ちたよ)さん、98歳です。

津田千多代さん
「そりゃあんた、ころっと逝けば幸せだ。」

蟹江美根代さん
「老衰で死ぬとええと思う。
老衰だと苦しくないから。」

津田千多代さん
「そうそうそうそう。」

理想の最期を語り合うこの2人。
誰かに似ていると思いませんか?

密着!ぎんさんの娘 健康長寿の秘密は?

国民的人気者だった長寿の双子姉妹、きんさんぎんさん。
その蟹江(かにえ)ぎんさんの、娘さんなんです。

ぎんさんの五女、美根代さん。
息子家族と同居しています。
三女の千多代さんは、近所で1人暮らしです。
時間があれば、おしゃべりを楽しむ2人。
108歳まで長生きした母・ぎんさんの年齢に、だんだんと近づいています。

津田千多代さん
「(自分が)90いくつになったとき、びっくりしたもん、わし。
まぁこんなに生きちゃったと思って、本当にびっくりした。」

蟹江美根代さん
「オリンピックなんとか見られれば、それで死んでもええと思う。」

津田千多代さん
「そりゃそうだわな。
いつまで生きてても一緒だもん。」

蟹江美根代さん
「一緒だもん。
だけどこの世の中、変動してくるから、これがまた面白くて死にたくない。」

津田千多代さん
「それが見たいもんな。」

ユーモアたっぷりのおしゃべりも、母親譲りです。
健康長寿の秘けつは、どこにあるのか。
日々の暮らしに、ちょっとお邪魔します。

93歳の美根代さん、お出かけに欠かせないのが、この自転車です。
安全運転でおよそ2分。
やってきたのは、お墓です。
姉の千多代さんは歩いてやってきました。
姉妹は月に一度、母・ぎんさんや自分たちの夫が眠る墓の掃除を行っているのです。

津田千多代さん
「もうやめようか、草とり。」

蟹江美根代さん
「やめな、きょうは。」

こうして、こまめに体を動かすことが何より健康にいいと言います。

津田千多代さん
「大儀(面倒)だけど大事。」

蟹江美根代さん
「ご先祖様、眠っていらっしゃる。」

津田千多代さん
「自分も(この墓に)入らならんで。」

姉の千多代さん、この日もお出かけですか?

やってきたのは、入浴のデイサービス。
実はこの春から利用しているんです。



 

身だしなみを整え、おめかしを忘れないのも若さの秘けつ。
千多代さん、すてきですよ。
お風呂のあとは、だんらんの時間です。
年の近い人に囲まれ、気の合うおしゃべり相手も見つかりました。
90歳を越えてなお、生き生きと暮らす2人。
理想にしているのは、母・ぎんさんの姿です。
100歳を越えても元気に活動し、高齢者のイメージを覆したぎんさん。
その元気の源は三度の食事にあったと言います。

蟹江美根代さん
「三度の“時の飯”は食わないかん』と、死ぬまでうちのおばあさん(ぎんさん)、時の飯食ったよ。
朝昼晩、必ず食べた。」

津田千多代さん
「たとえ茶碗一杯でも食べなならん。」

健康長寿の朝ごはんは?

そんな娘たちの朝ごはんとは。
妹の美根代さんは、毎朝台所に立ち、みそ汁をつくるのが日課です。
「自分のことは自分でせにゃいかん」という、ぎんさんの言葉を実践しているんです。
たまねぎは、食べやすい大きさに。

蟹江美根代さん
「細かく切るのがええ。」

火をつけたら、やっぱりこれ。

蟹江美根代さん
「赤みそじゃなけりゃ、いかん。
赤みそはね、煮るほどおいしくなるの。」

でも、ちょっと…煮込みすぎじゃないですか?

 

蟹江美根代さん
「大丈夫、大丈夫。
煮るほど、みそ臭さがなくなる。
それは昔から。」

揚げ玉をひとつかみ入れ、とろみをつけます。

蟹江美根代さん
「目分量、目分量。」

そして一番のこだわりが、この「生たまご」。
美根代さん、特性「生たまごみそ汁」です。
おいしそう…!

蟹江美根代さん
「私の朝のごちそうができました。」

この日の美根代さんの朝ごはん。

おかずは、冷蔵庫にあった煮豆に、きゅうりの浅漬け、ポテトサラダと梅干しです。
赤みそにたまごを入れると、味がまろやかになっておいしくなるそうです。
ごはんも必ず茶碗一杯、食べきります。

「米は一粒一粒感謝して食べるように」と、ぎんさんが常々話していたそうです。
美根代さん、今日の朝ごはんはいかがですか?

蟹江美根代さん
「自分で作って自分で食べるのが一番おいしいね。
年をとると(人に)頼むことが多くなる。
朝ごはんは自分で好きなように食べて、好きなようにすればいい。
これが一番ええ。
しゃんとしてくる気がする。
自分が元気なうちは、自分で作って食べたい。」

姉の千多代さんも、朝ごはんは欠かしません。
おかずは近所に暮らす家族が届けてくれたものです。

津田千多代さん
「いただきまーす。」

もちろん、ご飯はしっかり。

津田千多代さん
「米粒は残らんわ、食べちゃう。
そういう癖がついとるでな。
朝飯しっかり食べる、力のもとだ。」

これが、母・ぎんさんの教えを受け継ぐご長寿朝ごはんのスタイル。

津田千多代さん
「ごちそうさまでした。」

蟹江美根代さん
「ごちそうさまでした、完食です。」

体も心も、元気な1日がはじまります。

体も心も元気!

高瀬
「朝ごはんもそうですけど、話上手なところも、きんさんぎんさんの教えとともに受け継いでらっしゃるんだなと思いましたね。」

和久田
「朝ごはんを作ると『しゃんとする』『力のもとだ』とおっしゃってましたけど、本当に説得力がありますし、お手本にしたいなと思いましたね。」
 

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