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2017年1月4日(水)

新たな境地へ 女優 綾瀬はるかさん

今月(1月)から新シリーズが始まる、大河ファンタジー「精霊の守り人」。
主人公の女用心棒バルサを演じる綾瀬さん。
これまで以上に激しいアクションシーンに挑んでいます。

 

さらに、4年前に大河ドラマ「八重の桜」で主演して以来、舞台となった福島県の各地を訪ねてきました。
デビューから16年が経ち、30代を迎えた綾瀬さん。
今年(2017年)にかける思いを伺います。

阿部
「改めて、ご紹介しましょう。
綾瀬はるかさんです。
よろしくお願いします。」

綾瀬はるかさん
「よろしくお願いします。」

阿部
「綾瀬さんは、お正月はどのようにお過ごしになりましたか?」

綾瀬はるかさん
「実家でのんびりと過ごしました。」

阿部
「広島の方ですか?」

綾瀬はるかさん
「はい、そうです。」

阿部
「お正月らしい食べ物なども召し上がりましたか?」

綾瀬はるかさん
「お雑煮と、お餅と、おせちと、みかんと。」

阿部
「のんびりとということですね。
綾瀬さん主演のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』の新しいシリーズがまもなく始まるんです。」

精霊の守り人 新シリーズ開始! 女優 綾瀬はるかさん

舞台となるのは、どこかアジアを思わせる架空の世界。




 

綾瀬さんが演じる、女用心棒・バルサは、すご腕のやり使いです。
新シリーズでは、破壊の神を巡る物語が繰り広げられます。

ふとしたきっかけで出会った、少女・アスラ。
その身には、人々が恐れる破壊神が宿っていました。
そこに現れる、アスラを狙う呪術師。
アスラを守るため、バルサは再び、たち上がるのです。

 

今回は、敵役の真木よう子さんなど、個性的な共演者たちも次々登場。
それぞれの思惑がどう絡んでくるのかも見どころです。




 

阿部
「楽しみですね。
今度が第2シリーズ。
そして、次の第3シリーズも合わせると3年かけて放送するという、とっても長いドラマですよね。
どういう点が大変なんですか?」

綾瀬はるかさん
「3ブロックに分けて撮影をしているので、バルサの成長していく姿だったり、アクションシーンもどんどん、量も多いし、質も高めていきたいということとかも、体もおとろえないように筋トレをするとか、そういう大変さはあるかもしれないです。」

和久田
「アクションシーンと今おっしゃいましたけれども、このドラマの見どころの1つ、なんといっても綾瀬さんの立ち回りですけれども、激しいアクションに挑戦されて、手応えはいかがですか?」

綾瀬はるかさん
「やっぱりやりがいはすごくあるなと思います。
覚えることも、タイミングとか、いろんなことがずれてしまうと危険と隣り合わせなので、すごく緊張感もあります。」

阿部
「筋トレもされたということですけれども、どのぐらいされるんですか?」

綾瀬はるかさん
「それは時と場合によるんですけど、やっぱり軸がしっかりしていないと『単槍(たんそう)』も重さがあるので、自分が振られてしまうので、腹筋だったり、インナーマッスルというんですか、体幹を鍛えるトレーニングとかをできる時はやったり、ジムに通ったりという感じです。」

和久田
「殺陣の練習に入る前にも基礎練習をされているんですね。」

阿部
「綾瀬さんのアクションを指導をした、この方にお話を伺ってまいりました。」

実はアクションが得意? 女優 綾瀬はるかさん

数々のドラマや映画で、俳優のアクションを指導してきた、辻井啓伺さんです。



 

序盤の見どころ、馬に乗っての戦い。
綾瀬さんは、通常ならスタントを使うような危ない場面も自ら進んで演じたそうです。

スタントコーディネーター 辻井啓伺さん
「木をかわして飛び越さなきゃいけないというところがあったが、とにかく本人がやりたい。
やらせる方が心配ですけれど、思い入れが違う。」

 

最初は、刀の持ち方を学ぶところから始め、どんどんレベルアップする綾瀬さん。

綾瀬はるかさん
「自分でここに行って。」



 

ほかの人には真似できない、持ち前のセンスがあると辻井さんは見ています。

スタントコーディネーター 辻井啓伺さん
「『本当に殺し合いをしたらこうなる』という想像力がないと立ち回りは成立しない。

間合いとか、けんかしたことがある人とない人は、僕らはぱっと見たら分かるのですが、綾瀬さんはけんかしたことはないが、前世では人を殴ってたんだろうなと。
感性でできるというか、良い意味で天然の方ですよね。
女性としてもそうだし、バルサとしてもそうだと思う。」
 

阿部
「前世で、綾瀬さんは人を殴っていたということでよろしいですか?」

綾瀬はるかさん
「おもしろいですね、辻井さん。
でも、おっしゃる通り、本当に1つ1つイメージしながら、ただ、きるのではなく、今ここを通しているっていうこととかを考えないでだんだん身につけて、自然にできるようになるというところに行くまで、すごく練習しました。」

阿部
「間合いが大事だという話をされていましたものね。」

和久田
「そして今回、危ないシーンも、なるべくスタントを使わずに演じていらっしゃるということですが、これにはどういう思いがあるんですか?」

綾瀬はるかさん
「たぶん、自分じゃないとばれてしまうんじゃないかという。
できることなんだったら、やりたいなと。」

和久田
「でも、怖くありませんか?」

綾瀬はるかさん
「怖いです。
すごい緊張感があって、アクションシーンとか撮影があった日は、家でパタっみたいな感じです。
神経も使うし、体力も使うし、結構ハードですね。」

阿部
「実際、けがをされたりということはありませんか?」

綾瀬はるかさん
「打撲とか、切り傷ということはみんな、しょっちゅうありますね。」

阿部
「大変ですね。」

和久田
「そして、型を覚えるだけじゃなくて、相手との間合いとか、タイミングというのも大事になってきますよね。」

綾瀬はるかさん
「なので、一瞬も気が抜けないですね。」

阿部
「このアクションシーンは、本当に見どころですよね。
そして、主人公のバルサは、綾瀬さんと同年代ということですが、バルサという女性については、どのように感じていらっしゃいますか?」

綾瀬はるかさん
「バルサという女性は、幼いころから過去を背負って、いろんなことを背負って生きている女性なので、すごく傷ついたり、苦しんだり、もがいた分、人に本当の意味で優しくできる、非常に慈悲深い人というか、本当はすごく心の優しい女性ですね。」

和久田
「綾瀬さんご自身も30代を迎えられて、仕事の面、プライベートの面で心境の変化はありますか?」

綾瀬はるかさん
「自分よりも年下の方がスタッフさんでも、共演者の方でも増えてきますので、相談されたりする機会も増えていって、なるべくいいアドバイスができたらいいなとか。
なので、よりちゃんとしなければいけないという意識はすごいありますね。」

阿部
「30代、プライベートとしてはどう充実させていきたいというような、お気持ちはありますか?」

綾瀬はるかさん
「趣味とか、いろんな物を見たり、旅をしたり、いろんな人の話を聞いたり、という勉強したりはしていきたいなと思っています。」

和久田
「30代の女性といいますと、仕事の面でも充実して、プライベートでもいろんな選択肢が出てくる時期かななんて思うんですけれど、その中でのお仕事の位置づけですとか、どういうふうに取り組んでいらっしゃいますか?」

綾瀬はるかさん
「『目標がこう!』とかなければいけないのかもしれないんですけど、基本的に流れに沿って、流されて生きているというところがあるので、なるようになるかみたいな。
今いただいている仕事を、今ここで一生懸命して、頑張ってやるという感じで、何年先こうしてということがあんまりないので、立てなきゃいけないなと思っているんですけど。」

阿部
「最後はなるようになるという度胸ですよね。
綾瀬さんといいますと2013年、福島を舞台にした大河ドラマ『八重の桜』の主人公・八重を演じられました。
それ以来、福島との縁も深められてきました。」

ふくしまに恋して 女優 綾瀬はるかさん

綾瀬さんは、東日本大震災の関連番組で福島県内の各地を訪ね、地元の人たちに接してきました。

特に、会津まつりには3年連続で参加。
八重のかっこうで、街を巡りました。
沿道には、「八重の桜」をみて、元気が出たという被災地の人たちの姿もありました。


 

和久田
「3年連続で『会津まつり』にも参加されていますが、地元の方は元気が出たという声もありますけれども、いかがですか?」

綾瀬はるかさん
「本当にみなさん、いつも明るくて、何年経っても『八重ちゃん』とか『八重さん』とかって声をいただいたり、会津まつりに出ると、いつも私自身が元気をいただく感じで、すごいパワーをいただいて帰っています。」

和久田
「先ほど、VTRをご覧になっている時に『あぁ、懐かしい』とおっしゃっていましたけれども。」

綾瀬はるかさん
「4、5か月前の映像もあると思うんですけど、懐かしい感じがしました。」

阿部
「綾瀬さんにも、地元のみなさんにも笑顔が溢れていましたよね。
震災から、まもなく6年になりますが、新しい歩みを始めている方々もいらっしゃれば、ふるさとに帰れずに苦しい思いをいまだにされている方もいらっしゃいます。
福島とのふれあいを通じて、今どんなことを感じていらっしゃいますか?」

綾瀬はるかさん
「福島に行くと、みなさんが前を向いて歩こうと、明るくしていらっしゃる方がほとんどですけど、復興はまだまだとおっしゃっる方もたくさんいらっしゃいますし、こういう『ふくしまに恋して』とか『会津まつり』とかで、PRをしていけたらいいなというふうに思います。」

阿部
「本当に多くの方の支えになっていると思います。
デビューから16年。
数々のドラマや映画で主演を演じられたきましたが、今月公開の映画では、また違った女性像を演じています。」

戦国時代にタイムスリップ? 女優 綾瀬はるかさん

現代に生きる女性が、400年以上前の戦国時代にタイムスリップ。
本能寺の変が起きる直前の、織田信長に会う物語です。
綾瀬さんが演じるのは、精霊の守り人から一転、ごくごく普通の現代女性。
天真らんまんな魅力を発揮しています。

阿部
「『本能寺ホテル』では、“天真らんまん”な女性。
そして、『精霊の守り人』では“たくましい”、“かっこいい”と言っていい女性。
同じ人には見えない感じもあるんですが。」

和久田
「顔つきも違うように見えますよね。」

綾瀬はるかさん
「そうですね。」

阿部
「本当にいろんな女性を演じてこられて、綾瀬さんご自身が思う、理想の女性像とはどんな感じでしょうか?」

綾瀬はるかさん
「例えば、身近で言うと母親もそうですし、祖母もそうですし、周りの方々、みんな本当に家族思いで、物事の捉え方がすごく前向きで、いつも笑顔溢れて、そういうポジティブで、やっぱり明るくて、人に優しい女性ですかね。」

阿部
「そういう、ご家族あっての綾瀬さんなんですね。
今後、挑戦してみたい役柄はありますか?」

綾瀬はるかさん
「こういう役というのは、あんまりないんですけど、でも同性や同年代の方など、幅広く、いろんな人が見て、いつも毎週楽しみにしてるとか、それを見て元気になったとか、そういう心が揺さぶれるような演技ができるように頑張りたいと思っています。」

阿部
「期待も膨らみますが、今年の抱負を色紙に書いていただいたんですよね。
ちょっとお見せいただけますか?」

綾瀬はるかさん
「ちょっと迷っちゃって、2枚書いちゃったんですけど。
まず、『楽しく、楽しく、潔く』。」

阿部
「これはどういうことでしょう?」

綾瀬はるかさん
「何事も楽しんで取り組もうという。
そして、楽しいだけじゃなく、潔さも大事。」

阿部
「もう1枚は?」

綾瀬はるかさん
「『まあるい心』。
忙しくなったりすると、とげとげしくなってしまうこともあって、常に『まあるい心』でいたいなという思いで書きました。」
 

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