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2018年12月3日(月)

こんな和菓子あり?

大福をSNSでも話題の人気商品にした、「和菓子の世界では想像もつかないアイデア」とは?

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皆さん、和菓子は好きですか?高瀬さんは、おはぎや大福が好きで「おばあちゃんを思い出した時に食べる」と、しみじみ。高瀬さんのような人が多いといいのですが、残念ながら業界全体では苦境が続いています。こうした中、新しいアイデアをあんことともに詰め込んだ和菓子が、次々と登場しています。

苦境打開へ「妖怪いちご大福」発案

この時期、ピークを迎えたお歳暮商戦。贈答用として定番だった和菓子ですが、この30年間で、まんじゅうの1世帯当たりの年間支出額はおよそ7割も減少しています。

東京都内の和菓子店「江戸うさぎ」は、主力のせんべいやまんじゅうの売り上げが伸び悩む中、新しいアイデアを和菓子に持ち込みました。それが「妖怪いちご大福」(税込み260円)。かわいらしい妖怪が、いちごを口いっぱいにほおばっているキュートな見た目を売りにしました。

江戸うさぎの横尾文乃店長は「食べた時とかもらった時に笑顔になって、話が盛り上がればいい」と話しています。

大福に「顔」 SNSでも話題に

女性店長の発案による、ユニークな「妖怪いちご大福」。大福に顔を描くことは、伝統の和菓子の世界では想像もつかないアイデアでした。この店の和菓子職人は「よく言えば斬新、悪く言えば邪道。正直、疑問に思った」と明かします。

ところが店頭に並べてみると、若い女性や子供に大うけ。SNSでも話題になり、1日200個以上売れる人気商品になりました。

この成功を受けて、店では「Let’s Swim」「美尻」など、次々とユニークな和菓子を開発。今ではおもしろい和菓子がある店として知られるようになりました。

老舗が開発「お酒と楽しむ和菓子」

意外なものと組み合わせる和菓子も登場しています。山形市内のとあるバー。ウイスキーとともにカウンターに出されたのは、ハーブが練りこまれたようかんです。女性客は「和菓子とあわせて飲んでみたらすごくおいしいなと思った」と話します。

作ったのは、創業200年の老舗和菓子店「乃し梅本舗 佐藤屋」。8代目の佐藤慎太郎さんは、和菓子の可能性を広げようと「お酒と一緒に楽しめる和菓子」を開発してきました。その一つ、日本酒にあわせた餅菓子は、いちじくの酸味が香りを引き立てます。

新しい食べ方 大消費地でPR

佐藤さんは地元だけでなく、東京で開かれた日本酒のイベントにも参加。来店客に、日本酒にあわせた餅菓子を紹介しながら「いちじくのプチプチっとしたところと酸味」などと特徴をアピールし、和菓子の新しい食べ方を提案しています。

ある女性客は「甘い和菓子とあわせると、(日本酒の)苦みが引き立ったり、キリッとした味わいに変わったりして新しかった」と話し、好評でした。佐藤さんは「今まで和菓子屋の仕事になかった部分なので、それが広がって、おもしろいことがどんどん生まれてきたらすごくいいと思う」と話しています。

これは組み合わせの妙味ですね。私は、チョコレートと日本茶の組み合わせが好きなんです。人によっては、例えばウイスキーと和菓子がピタリとくる人がいると思うし、どんどん新しいものを出してもらいたいですね。

そうですね。お菓子もビジネスも、伝統のある産業はどうしてもこれまで続いてきた手法を変えにくい傾向があると思いますが、少子高齢化で市場の縮小が懸念される日本では、新しいものに挑戦する姿勢が大事ですね。

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