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2018年9月3日(月)

広がる“睡眠ビジネス”

9月3日は「ぐっ(9)すり(3)」で「睡眠の日」。よく眠れていますか?

先週、ドイツ・ベルリンで開かれた家電ショーで、深い眠りに導いてくれるヘッドバンドが出品されるなど、睡眠は世界的な関心事です。高瀬さんは「勤務時間帯のせいなのか、年齢のせいなのか、長くは寝られない日々が続いている」とのこと。睡眠の悩みは人それぞれあるのでしょうが、今や会社が社員の睡眠の質を上げようと、あの手この手に乗り出しています。

繊維メーカーが睡眠改善アドバイス

大手繊維メーカー「帝人」が4月から企業向けに販売を開始した、睡眠を改善するためのプログラムです。まず「eラーニング」によって、社員の睡眠タイプを識別。タイプごとに良い睡眠のとり方のコツなどを具体的にアドバイスします。

例えば、「緊張で寝つきが悪いタイプ」の社員には、おなかに巻くセンサーを提供。センサーが呼吸の乱れや速さなどを検知し、「合図音に合わせて呼吸をしてください」などと、音楽に合わせて眠りにつきやすい呼吸方法をアドバイスする仕組みです。

帝人は、社員の睡眠に気を配る企業が多いことに気がつき、このビジネスに乗り出しました。帝人睡眠改善インストラクターの濱崎洋一郎さんは「(企業には)健康増進を図って、生産性の向上につなげようということがある。われわれとしても、企業向けにこういうものを広げていくチャンスがある」と話しています。

業種で違う睡眠!? “飲食業は頭冷やして 運転手は野菜食べて”

一方、業種に応じて、きめ細かく眠りをアドバイスするサービスも登場しています。「ニューロスペース」というベンチャー企業はこれまで、1万人以上の睡眠に関するデータを分析。業種ごとに最適な睡眠は異なることを発見しました。

例えば、飲食業などシフトで勤務が不規則な業種には、頭を冷やしたり、首やおしりを温めたりすることをすすめています。こうして副交感神経を活発にするそうです。また、仕事中に眠気を避けたいタクシーやバスの運転手には、食事で炭水化物をとる前に、野菜をとることをすすめます。血糖値の乱高下を防ぎ、眠気を抑えられるからだそうです。

ニューロスペースの小林孝徳社長は「その企業特有の睡眠の悩みを分析して、しっかりカスタマイズしていくのが、今の時代にすごく求められる眠り方かなと思う」と話しています。

仮眠で業務効率化 「横にならず」「30分以内」

ニューロスペースと提携している不動産大手の「三菱地所」は1月、オフィスの移転に伴い、仮眠室を新たに設置しました。その際、会社から社員に仮眠の方法をアドバイスしています。効率的に業務を進めるためです。

仮眠をとる時間帯は、仕事の効率が落ちないように、朝起きてから6時間後。眠る時間は30分以内。姿勢は、横にならずに座ったまま。熟睡すると、起きた時に倦怠感が残るためです。

仮眠した男性社員は「全然違いますよ。心機一転の気分になる」と、すっきりした表情。三菱地所人事部の安達憲瑞専任部長は「集中力とか記憶力、あとは気力の向上。パフォーマンスを最大化することを考える社員が増えてくれればいい」と話しています。

業種ごとに最適な睡眠が違うのが面白いな、と思いました。放送中に高い集中力をキープするための眠り方を教えてほしいですね!

はは、なるほど。社員の睡眠の質を上げることが、会社の業績向上につながると考える会社が出てきているということなんでしょうね。皆さんの会社は、社員の睡眠に気を配ってくれているでしょうか?

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