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2018年3月20日(火)

カイシャインのおきて 飲み会の極意とは?

若手の幹事さんも、その上司も。飲み会であなたのココが試されます。

どうすれば仕事をうまく進められるかを伝える、月1回の「カイシャインのおきて」。年度末に送別会、歓送迎会という方も多いのではないでしょうか?そこで、今回のテーマは「飲み会の極意」。歓送迎会に欠かせない「幹事」には、意外にも、ビジネスリーダーとしての素養が詰まっているそうです。

幹事業務で問われるリーダーの素養

「おはよう百貨店」の婦人雑貨フロア。3月いっぱいで異動する人がいるので、送別会をすることになりました。上司から「よろしくね」と幹事を任されたのは、ビズ谷君。しかし内心は「面倒くさいなあ。なんで俺なんだよ」と不平をこぼしています。

ビズ谷君はスマホを開き、「グルメサイトで評価高いから決めちゃおう。行ったことないけど」とすぐに店を予約。「俺って決断力あるなあ」と自己満足に浸っています。

そして迎えた送別会当日。会場は席が離れているうえ、学生が隣で大騒ぎしていて話が聞こえない状態。先輩や同僚からは「さっきから料理が全然来ない。枝豆しか食べてない」と不満の声が次々上がります。

アドバイスをもらうのは、人材育成コンサルティング会社「Indigo Blue」会長の柴田励司さん。俳優を使ったリアリティーのある人材育成プログラムなどを手がけています。
柴田さんは「飲み会の幹事は、リーダーとしての資質が十二分に発揮される最大の場なので、将来大きな仕事がしたいと思っている人は、みずから手を挙げて幹事をやったほうがいい」と勧めています。

例えば、飲み会を木曜夜に設定する場合、「全員がもろ手を挙げて木曜日でいい、と言うわけがないので、いろんな人を説得」する調整能力が必要。また、「飲み放題や食べ放題で『飲み放題にはこれが入っています』とちゃんと説明する」プレゼン能力が試されます。

そして、会計。「後で足りなくなって『部長~!』、これは最悪。想定された以上の支出がないように若干多めに集める」。この点は、経理感覚が問われます。最終的にみんなが納得するような傾斜配分も大事です。

このほか、リマインダーメールを送るのは、細やかな気遣いの表れ。会場の下見は“段取り”能力、パワハラ・セクハラへの注意は、コンプライアンスの徹底につながります。ビジネスリーダーとしての素養が詰まっていますね。

武勇伝は語るべきか?

一方、若手と飲みに行くときに上司が気をつけることを見てみましょう。「おはよう百貨店」紳士服フロアのビズ川課長。親睦を兼ねて若手を飲みに誘いました。
いざ、飲み会。ビズ川課長は話題に困ってみずから話し出しました。「取引先と行ったゴルフで、池越えのホールで、ぴたっとピンそばにつけられて最高だったよ!」「海外メーカーのゴルフクラブ、ほら、よく飛ぶって評判の!中古で買っちゃったんだよ~」
若手2人にしらけた空気が漂います。

柴田さんにアドバイスを聞きましょう。「ポイントは『話す』ではなく、『聞くこと』。その人の周辺情報を調べて、相手が話しやすい話題をふって、それをたくさん話してもらう。何を質問したらいいのか調査しておかないと、質問して『え?別にありません』で終わってしまう。その準備は怠らないほうがいい」といいます。

そして、つい話してしまって嫌がられそうな自分の昔話については「若い人は、実は意外に上司の武勇伝を聞きたい。武勇伝は求められたらするのがいいと思う。それが自慢話でも、それは聞きたいわけだから、それは求めに合っている。相手が聞きたいと思っていないときに武勇伝をするのは禁物」とアドバイスしています。

飲み会でついつい自分の経験を話してしまい、帰り道に「自分のことしゃべりすぎたなあ」と落ち込むことがあるんです。でも、意外に求められているんだったら話そうかな、と思いましたね。

ほどほどにお願いしますね。相手のことを調べたうえでコミュニケーションを図ることが、上手な飲み会の秘けつということでしょうか。

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