これまでの放送

おはBiz

2017年7月26日(水)

HRテクノロジー 働き方も市場も変わる?

経済ニュースをサクサク 深く、「おはBiz」のコーナーです。働き方改革に生かしたい「HRテクノロジー」についてです。

「Eyes on」です。

今日(26日)は、働き方改革に生かしたい「HRテクノロジー」です。

HRテクノロジーとは、なんですか?

「Human Resources」という言葉の頭文字です。人材・人的資源のことで、最近は会社の人事部門もそう呼びます。そこに人工知能やビッグデータを活用しようと、経済産業省が働き方改革に役立つサービスを選定しました。

働き方改革に生かせ HRテクノロジー

昨日(25日)東京・中央区で開かれた、その最終審査のプレゼンテーションです。 いくつかの事例を見ていこうと思います。

まずは大阪のベンチャー企業。 採用にあたって応募者と会社の社風の相性を見よう、というシステムなんです。

大阪のベンチャー ミライセルフの担当者
「人は“スキルで採用されてカルチャーで辞めていく”という言葉があるくらい、求職者と企業にはマッチする社風や価値観が分からなくて、早期離職を引き起こすという問題が存在します」

例えば人それぞれ、外向型か自問型か、過程重視か結果重視か、といった項目でみると、性格や価値観の違いがありますよね。その診断テストをまず社員に行って、求職者にも回答してもらう。それで社風と合う人、合わない人を見分けるんですね。こうして採用すれば離職が防げるし、上司と部下の組み合わせで生産性も高まるというんです。

次は、眼鏡販売の大手が開発したユニークなメガネです。

メガネ販売 JINSの担当者
「これ実は“まばたき”と“視線移動”と“姿勢”を一日中とっています。これで何ができるかというと“集中力”を測ることができます。生産性の一部である“集中力”を測るのが、このメガネになります」

ということは、まばたきが多くなれば眠いのかもしれないし、きょろきょろしてると集中力がないということですか。自信がないな。

集中力が高いのはどの時間帯か、あるいは、どんな対策をとったら集中力が高まったか、検証できるというんですね。実際にデータを取ると、朝型か夜型かは人によって違いますが、集中力が下がる時間を時短にあてればいいとか、室温や二酸化炭素濃度が低いと集中力は高まることも分かったといいます。

活用の幅、可能性がありそうですね。

このHRテクノロジーを提供するサービスは2016年度、国内では119億円の市場規模だったとみられています。ところが、さらに活用が進んでいるアメリカでは、市場規模は1兆3,000億円、100倍以上なんですね。HRテクノロジー自体が成長の有望分野ともいえるわけです。

Page Top