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2017年7月10日(月)

“iPhone8”日本企業への影響は

経済ニュースをサクサク 深く、「おはBiz」のコーナーです。“iPhone”が日本企業の業績に及ぼす影響についてです。
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けさの「Eyes on」は、アップルのスマートフォン「iPhone」が日本企業の業績に及ぼす影響についてです。そういえば「iPhone」は今年(2017年)で発売から10年ですよね。

そうなんです。あのスティーブ・ジョブズが2007年1月に発表し、6月下旬に発売となりました。

“iPhone8” 日本企業への影響は

発表のときの映像です。

アップル最高経営責任者(当時) スティーブ・ジョブズ氏
「iPod、電話、インターネット通信機。3つは分かれるのではなく、すべて1つになる。名前はiPhone。誰もが生まれたときから持っている世界最高のポインティングデバイス、それは指だ」


こちらは、2007年6月の発売日のニューヨークのアップルストアの様子です。

男性客
「俺の人生で最高の経験だ。なんて言ったらいいんだ」



豊永デスク(ニューヨーク駐在時)
「これが新しく発売された携帯電話です。このように全面がタッチパネルになっていまして、指でなぞって操作します。目で見てすぐに分かるのが特徴です」

豊永さん、10年前のiPhoneを取材していたんですね。

ちょうどニューヨーク駐在になった直後ですね。携帯電話とかリポートしている時点で古い感じがしますが。あれから10年、このようにほぼ毎年のように世代交代を続けてきました。次のモデルが10周年モデルで“iPhone8”になると言われています。

新しいモデルが出るのは、だいたい毎年秋ぐらいですよね。今、いろんな情報が飛び交っていますね。

インターネットには、次世代のiPhoneとおぼしき動画が相次いで投稿されています。

EverythingApplePro(You Tubeより)
「多くのリーク情報がもたらされたことで“iPhone8”に近づいた」

ネットでは、ディスプレーが全面を覆うようなデザインになるのではという予測や、さらにホームボタンはなくなり画面に統合されるだろうといった予測も出ています。

一体どの情報が本当なのかというのはありますが、iPhoneは日本で使っている人が多いので関心がありますよね。

日本は大手携帯3社が力を入れて販売した結果、(iPhoneが)スマホ全体に占める割合が50%を超えていて、各国に比べ突出して高いんですね。それだけではないんです。iPhoneに使われている部品は、日本製がかなりの数あります。アップルが去年(2016年)発表したところによると、2015年時点で日本の主な取り引き企業は865社、取引額は3兆円を超えるということです。

800社以上も!どんな会社があるんですか?

例えば、カメラに使われるCMOSセンサーはソニー、コンデンサーは京セラや村田製作所、電池はTDKと、重要な部品を日本の企業が供給しているんですね。

iPhoneを日本企業が支えているんですね。3兆円を超えるような取引額ですから、iPhoneが売れるかどうかが日本企業の業績にも影響しますね?

日本の部品メーカーの業績を左右するといってもいいぐらいです。こうした半ばiPhone頼みの構図とも言えますが、落とし穴もあるんです。次世代モデルでは、ディスプレーにiPhoneでは初めて有機ELが採用されると予測されています。

しかし、日本ではシャープ、ジャパンディスプレイとも有機ELの生産に出遅れており、逆に韓国のLGなどが強みを持っています。

そのほかの部品供給も韓国や中国の企業が存在感を発揮しています。“iPhone8”がどんな技術を使ったスマホになるのか、その売れ行きがどうなるのか、消費者だけでなく、企業も注視しています。

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