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おはBiz

2017年4月17日(月)

“新年度 背筋がすっと伸びる”2冊

経済ニュースをサクサク 深く、「おはBiz」のコーナーです。今日はビジネスに役立つ本を紹介します。

ビジネス界きっての読書家として知られるライフネット生命の会長、出口治明さんが選んだ2冊です。

出口治明さん オススメの2冊

出口治明さん、69歳。
日本生命などを経て、60歳のときにインターネットの生命保険会社を創業しました。
時間を見つけては本屋に足を運ぶ、無類の本好き。
これまでに読んだ本は、1万冊を超えると言います。
出口さんがブログに掲載した書評は、大局的なものの見方を示し、仕事に役立つ本を選ぶ際の参考になるとして、30代40代のビジネスパーソンにも高い支持を得ています。
今回、出口さんがビジネスパーソンに薦めるのが、“新年度、背筋がすっと伸びる”という2冊です。

まずは、「働き方改革」元年と言われる今年(2017年)、コンサルティング会社マッキンゼーの元人材育成マネージャーが書いた『生産性』です。


ライフネット生命 会長 出口治明さん
「“生産性とは自分が成長すること”ですと。
ぜひ、これを読んで、いろんなアイデアを得ていただければいいんじゃないかなと思います。」


まず出口さんが共感したのが、“会議の進め方”です。
本では、時間を決め、会議の達成目標を明確にすることをアドバイス。
さらには、資料は説明せず“2分”で各自、目を通してもらい、そこから質問を受け付けて話し合いを進める。
そのことで、生産性は何倍にも上がると指摘しています。

2冊目は『バブル』。
バブル経済がなぜ、膨らんでいったかを検証した本です。
グローバル化や金融の自由化などで、世界が大きく変わっていった1970年代。
このころ、日本のリーダーたちが変化に対応しきれず、問題を先送りしたことが、バブルの根本的な原因だと指摘しています。
出口さんは、本を読み、このときの状況が“今の日本の姿”と重なって見えたと言います。

ライフネット生命 会長 出口治明さん
「日本経済の足踏みは、バブル崩壊から始まっています。
どんな問題でも原因を分析しなければ、正しい対応はとれません。
環境が変われば、成功体験を捨て、構造改革をしなくてはいけないのに、何となく今までうまくいったから、金融緩和や財政出動で、しばらく時間稼ぎをすれば、また元に戻るのでは。
そういう幻想で先延ばししたことが原因ではないか。
“過ちを繰り返さない”という意味も込めて、若い皆さんに読んでほしいと思います。」

出口さんに薦められると、読みたくなりますね。“資料を説明しない”というのはいいですね。

会議が効率的になりそうですね。また、混迷が深まっている時代だからこそ、本からヒントを得たり、歴史を振り返ったりすることが大事といえそうですね。

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