2018年12月27日 (木)おはよう日本発 "衝撃の書"を読み解きます!
おはBizキャスターの豊永博隆です。
おはよう日本で放送した特集がスペシャル番組に発展して、元日に放送になります。
全世界で1000万部以上を売り上げ、
人類250万年の歴史をまったく新しい視点で読み解いた「サピエンス全史」。
そして、ことし10月におはよう日本で特集した、人類の未来を考える「ホモ・デウス」。
著者であるイスラエルの歴史家、ユヴァル・ノア・ハラリ氏への単独インタビューを
ふんだんに使用して、2019年1月1日の夜に、50分×2の番組を放送します。
ナレーションを担当するのは、
おはよう日本、5時台のキャスターを務め、
6時台では「世界のメディア・ザッピング」のコーナーで、
明るく大きな笑い声が特徴の保里小百合アナウンサー。
50分の番組2本分のナレーションは想像を超える集中力が必要とされます。
CGや音楽、効果音のあいだに次々と登場するナレーション部分を、
あるときは静かに、あるときはアップテンポで、あるときはちょっとひょうきんに。
保里さんは見事に読み分けていきます。
この声色の違いは、普段のおはよう日本の放送では見ることができない
保里さんの別の「顔」です。
ハラリ氏は1年のうち2か月は瞑想に入るといいます。
執筆、瞑想、世界各地での講演と多忙な方ですが、
この夏、私はイスラエルに行き、インタビューする幸運に恵まれました。
さて、番組では、ポスト印象派の画家ポール・ゴーギャンが登場し、
まるで司会進行のような形で私たちにわかりやすくハラリワールドを案内してくれます。
CGを駆使し、映像も斬新です。
また、音楽もU2やColdplay の感動的な曲を使っていますよ。
ハラリさんの言葉から人類の過去・現在・未来を徹底分析。
科学技術の進歩は本当に人間を幸福にしたのか?
宗教や資本主義は何をもたらしたのか?
そしてAI=人工知能やバイオテクノロジーの進化が
この先、人間を神にアップグレードするという驚愕の未来予測にたどりつきます。
「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」。
計4冊の本を読破するのは結構大変ですが、
番組では計1時間40分でエッセンスがわかるようにしています。
保里さんからも
「未来についての壮大な話です。
自分たちのことをより深く知ることができ、とても新鮮でした。
ぜひ視聴者のみなさんにも新年にご覧いただきたいと思っています」とのメッセージ。
新年だからこそ、
壮大な物語に思いをはせ、未来を生き抜くヒントを探してみませんか?
【放送予定】
第1部「サピエンス全史」BS1午後9時から午後9時50分
第2部「ホモ・デウス」 BS1午後10時から午後10時49分
投稿時間:15:00