2016年7月26日

鈴木雅之さんインタ(ディレクターズカット?!)


廣田直敬です。
7月13日(水)、おはよう日本の
「check! エンターテインメント」のコーナーで
ラブソングの王様、鈴木雅之さんのインタビューを放送しました。
今年がソロ活動30周年の節目の年。
もうひとつの節目が、何と還暦だと聞いて驚きました。
時間の都合で放送出来なかった中にぜひ聞いていただきたい話があったので、
このブログでご紹介します。

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(鈴木雅之さんと廣田)

「還暦SOUL」がコンセプトの活動や、
ニューアルバムの曲作りについてお話を聞きました。
人生経験を重ねると歌の表現も変わる、という話の流れで、
「別れ」についての話になりました。

鈴木雅之さん
「究極の別れっていうのはやっぱり死別ということだと思うんですね。
一番かけがえのない父親が亡くなった瞬間に、
ツアー中に亡くなってしまったんですけれどね。
その時にね“お前はもう大人だからね”
ってこう、言われたような気がしたんですね」
「ソロになった最初のデビュー・ステージのときに、
招待したんですね。
でもそのときに
“いやオレは席はいいから。1人でも多くの人に観てもらいな”って言って、
“オレは、上の照明さんのところにパイプ椅子かなんか置かせてもらって、
そこで座って見てるから、そこで応援するから”って言って」

ソロ活動の不安に押しつぶされそうな中、
ステージでフッと視線を上げると、
照明スタッフのそばにお父さんのシルエットが浮かび上がって見えて、
ホッとしたそうです。
66歳で亡くなったお父さんのことを思い出しながら、
かみしめるように話が続きます。

「今でもねー、歌ってますでしょ、
2階の照明スタッフのところにね、
一瞬フッとシルエットが見える瞬間をなんとなく自分の中で感じとって
“あ、おやじ見てくれてるんだなぁ”っていつも、アイコンタクトのような?
そんな気持ちが今でも感じながら歌ってますね」
「今でもステージに行く前に、
ステージ袖で、胸に手をやって“じゃあ行ってくるね”
って父親に話しかけてから、ステージに向かうんです。
この瞬間を、僕のスタッフたちは全員見てるのね。
全員がその思いを感じながら、
背中を押してくれるんです。
この気持ちっていうのは、死別というか、
そういうことを経験したからこそ、
余計に自分の中で、大切にしていることかもしれないですね」

静かに父親のことを思い出しながら、
低い声でゆっくり喋っている鈴木雅之さんの姿を見ていて、
「優しさと凄味が同居している、カッコいい60歳だなぁ」と強く感じました。

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:リポーター | 固定リンク

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