2019年06月04日 (火)日暈(ひがさ・にちうん)


土・日の気象情報を担当している南利幸です。

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5月27日、太陽の周りに出ている光の輪を見つけました。

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撮影した場所は和歌山と淡路島の間の紀淡海峡、
和歌山市加太から船で30分ほど沖に出た所です。
見えている島は友が島。時刻は午前5時30分ごろです。
太陽の周りの輪が「日暈(ひがさ・にちうん)」です。
この「日暈」の上部で明るく光っている部分がありますが、
これは「上部タンジェントアーク」と呼ばれるものです。

日暈はその後も出続けて、

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9時半ごろにも見られました。

この日の雲は、巻層雲が主体でした。
巻層雲は小さな氷の粒で出来ています。
氷の粒がプリズムとなり、光を屈折させて日暈ができるのです。

昔からのことわざで「日暈がでると雨」というものがあります。
巻層雲は低気圧や前線の進行方向の前面に現れることが多く、
翌日に雨が降ることがよくあります。
この時もことわざ通り、翌日の28日は前線の通過に伴い雨が降りました。

では一句、「太陽が かさをかぶれば 傘を持て」

投稿時間:12:00

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