2010年02月02日 (火)まもなくスギ花粉


こんにちは、土日の朝に気象情報を担当している南です。
早くも2月に入ってしまいました。2月に入り飛び始めるのが、スギ花粉です。私も何を隠そう正真正銘のスギとヒノキ科の花粉症です。大学時代から花粉の研究を続けているのですが、10年ほど前に渓流釣りを兼ねた花芽の調査中に発症し、それ以降、毎年春になると鼻水、涙が止まりません。ちょっとした職業病でございます。
2月からヒノキが飛び終わる5月の連休の頃にかけては、頭がボーっとして生産性も下がる本当に憂鬱な季節です。気象情報に切れがなくなるかも知れませんが、ご勘弁のほどよろしくお願いします。(いつも切れが無いとは言わないで・・)

さて、スギ花粉を顕微鏡で見るとこのような形をしています。

20100202_1.jpg

大きさは30~40マイクロメートル(100分の3ミリから100分の4ミリ)程度です。
染色液で染めているので、紫色に見えますが、もともとは透明に近い黄色です。これが、多い日には1平方センチ当たりに一日で数百から数千個ぐらい落ちてくるのです。

そして花粉の元となる雄花はこれです。

20100202_2.jpg

松ぼっくり状に見えるのが、雄花(雄花序とも)です。アズキぐらいの大きさです。この中に花粉が大量に詰まっています。幾らぐらい詰まっているかと言えば・・・ナント、ナント、雄花ひとつに20万から60万の花粉が入っているのです(林業育種センターによる)。となると、一本に木では、数百億ぐらいの花粉が生産されていることになります。

今年は、大量に飛散した昨年の30%~40%前後の予想ですが、決して少ない量ではりません。花粉症の症状が重くなるだけの量であり、新たに発症する人がいるくらいの量は飛びますので、今年も引き続き注意をしてくださいね。
では一句「スギ花粉 注意しスギが ちょうど良い」

投稿時間:20:00

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