2010年01月05日 (火)霜日和


こんにちは、土日の朝に気象情報を担当している南です。
NHK横の代々木公園で霜と霜柱を見かけました。

20100105_1.jpg

霜というのは地表面近くの物体が放射冷却などの影響で0℃以下と冷たくなり、空気中の水蒸気がその物体に触れて凍ったものを言います。気象台では、わらや枯れ木などの自然にあるものに霜が降りた場合を観測の対象とし、車や鉄板などの人工的なものに霜が降りても、霜が降りたとみなさないことになっています。

20100105_2.jpg

一方、霜柱は土の中の水分が凍りながら出てきたものをいいます。霜柱は土質が適度に細かく、水分を含みやすくないとできないので、できる場所は限られます。粘性が高い関東ローム層はできやすいので、東京では日常的に見ることができますが、関西ではあまり見ることができません。しゃがみこんで霜柱を珍しそうに見ているのは関西人かもしれません(私のことです)。
先日、甲府で見かけた霜柱には、びっくりしました。

20100105_3.jpg

な、な、なんと、びっくり!3段重ねだったのです。お重箱でもあるまいし。きっと、日中でも気温が上がらなかったので、初めにできた霜柱が溶けず、翌日新たな霜柱が下から伸びて2段重ねに、それも昼間に溶けず、さらに新たな霜柱が伸びて3段重ねになったようです。
冬の冷え込んだ朝、地面付近には霜や霜柱がキラキラと光り、顔を近づけてみるととても幻想的です。寒い朝はあえて早起きをして霜や霜柱を見つけ、朝の話題にしてはいかがでしょうか? では一句「冷え込んだ 朝の話題は 霜ネタで」

投稿時間:20:00

ページの一番上へ▲